「国際株式・欧州(為替ヘッジなし)」が首位に―10月の「カテゴリー」月間リターン
モーニングスターはこのほど、10月末を基準にカテゴリーごとの過去1カ月間のトータルリターン平均をランキングした(モーニングスターインデックス基準、ブル型ベア型を除く)。
10月のカテゴリー平均は「国際株式・欧州(為替ヘッジなし)」が6.40%の上昇で第1位に、「国際株式・中国(為替ヘッジなし)」が5.59%の上昇で第2位、「国際債券・物価連動債(為替ヘッジなし)」が4.36%の上昇で第3位、「国際株式・オセアニア(為替ヘッジなし)」が4.22%の上昇で第4位、「国際REIT・グローバル・除く日本(為替ヘッジなし)」が4.05%の上昇で第5位となった。
同期間は、欧州の株式市場では、ドイツ、フランス、イギリスなど主要国が対前月末比でいずれも上昇。ドラギECB(欧州中央銀行)総裁による欧州国債購入の用意があるとの発言が好感されたほか、米大手格付け会社がスペイン国債の格付けの「投資適格」級を維持したことなどから欧州債務問題に対する過度な懸念が一時和らぎ、欧州株式ファンドの上昇につながった。一方、中国の株式市場は、上海市場は株式の需給悪化懸念や中国大手企業の低調な業績が警戒され下落したが、香港市場では当局が香港ドル売り・米ドル買いの為替介入を行ったことで、資金流入増加による株高の期待感が高まり大幅に上昇。中国株ファンドの上昇につながった。
一方、トータルリターン平均の下位では、「国際株式・北米(為替ヘッジあり)」が3.78%の下落となり、「国際REIT・特定地域(為替ヘッジあり)」が1.66%の下落、「コモディティ」が1.41%の下落となるなど、米国経済の影響の大きいカテゴリーが下位を占めた。米大手企業の収益予想の下方修正が相次いだことなどが米国株に響いた。
所属ファンドの本数が多いカテゴリーでは、「国内大型ブレンド」が0.71%の上昇、「安定成長」が1.41%の上昇、「国際債券・ハイイールド債(為替ヘッジなし)」が3.50%の上昇となるなど、いずれも上昇した。
提供:モーニングスター社
10月のカテゴリー平均は「国際株式・欧州(為替ヘッジなし)」が6.40%の上昇で第1位に、「国際株式・中国(為替ヘッジなし)」が5.59%の上昇で第2位、「国際債券・物価連動債(為替ヘッジなし)」が4.36%の上昇で第3位、「国際株式・オセアニア(為替ヘッジなし)」が4.22%の上昇で第4位、「国際REIT・グローバル・除く日本(為替ヘッジなし)」が4.05%の上昇で第5位となった。
同期間は、欧州の株式市場では、ドイツ、フランス、イギリスなど主要国が対前月末比でいずれも上昇。ドラギECB(欧州中央銀行)総裁による欧州国債購入の用意があるとの発言が好感されたほか、米大手格付け会社がスペイン国債の格付けの「投資適格」級を維持したことなどから欧州債務問題に対する過度な懸念が一時和らぎ、欧州株式ファンドの上昇につながった。一方、中国の株式市場は、上海市場は株式の需給悪化懸念や中国大手企業の低調な業績が警戒され下落したが、香港市場では当局が香港ドル売り・米ドル買いの為替介入を行ったことで、資金流入増加による株高の期待感が高まり大幅に上昇。中国株ファンドの上昇につながった。
一方、トータルリターン平均の下位では、「国際株式・北米(為替ヘッジあり)」が3.78%の下落となり、「国際REIT・特定地域(為替ヘッジあり)」が1.66%の下落、「コモディティ」が1.41%の下落となるなど、米国経済の影響の大きいカテゴリーが下位を占めた。米大手企業の収益予想の下方修正が相次いだことなどが米国株に響いた。
所属ファンドの本数が多いカテゴリーでは、「国内大型ブレンド」が0.71%の上昇、「安定成長」が1.41%の上昇、「国際債券・ハイイールド債(為替ヘッジなし)」が3.50%の上昇となるなど、いずれも上昇した。
提供:モーニングスター社