「国際株式・インド(為替ヘッジなし)」が首位に―11月の「カテゴリー」月間リターン
モーニングスターはこのほど、11月末を基準にカテゴリーごとの過去1カ月間のトータルリターン平均をランキングした(モーニングスターインデックス基準、ブル型ベア型を除く)。
11月のカテゴリー平均は「国際株式・インド(為替ヘッジなし)」が6.12%の上昇で第1位に、「国内大型グロース」が5.64%の上昇で第2位、「国内大型ブレンド」が5.06%の上昇で第3位、「国内大型バリュー」が4.93%の上昇で第4位、「国際株式・欧州(為替ヘッジなし)」が4.78%の上昇で第5位となった。
同期間は、インドの株式市場では、9月中旬以降に発表された小売業の外資規制緩和など経済改革策に対する期待が高まったことや外国為替市場で円安・インドルピー高が進んだことなどから、主要株価指数SENSEXが4.51%上昇した。一方、国内株式市場は、衆議院の解散発表以降、自民党新政権を想定する見方が強まるなか、積極的な金融緩和策の必要性を主張する安倍晋三自民党総裁の発言が円安・ドル高につながり、TOPIX(東証株価指数)は5.27%上昇した。こうしたなか、インド株式や国内の大型株に投資するファンドのカテゴリーが好調なパフォーマンスとなった。
一方、トータルリターン平均の下位では、「国際株式・グローバル・除く日本(為替ヘッジあり)」が0.55%の下落となり、「国際債券・オセアニア(為替ヘッジあり)」が0.39%の下落、「国際債券・北米(為替ヘッジあり)」が0.02%の下落となるなど、外国為替市場で3.09%の円安・ドル高が進んだことから、円高を回避する「為替ヘッジあり」のカテゴリーのパフォーマンスが悪化した。
所属ファンドの本数が多いカテゴリーでは、「安定成長」が3.19%の上昇、「国際債券・エマージング・複数国(為替ヘッジなし)」が3.46%の上昇、「国際株式・グローバル・含む日本(為替ヘッジなし)」が3.84%の上昇となるなど、いずれも上昇した。
提供:モーニングスター社
11月のカテゴリー平均は「国際株式・インド(為替ヘッジなし)」が6.12%の上昇で第1位に、「国内大型グロース」が5.64%の上昇で第2位、「国内大型ブレンド」が5.06%の上昇で第3位、「国内大型バリュー」が4.93%の上昇で第4位、「国際株式・欧州(為替ヘッジなし)」が4.78%の上昇で第5位となった。
同期間は、インドの株式市場では、9月中旬以降に発表された小売業の外資規制緩和など経済改革策に対する期待が高まったことや外国為替市場で円安・インドルピー高が進んだことなどから、主要株価指数SENSEXが4.51%上昇した。一方、国内株式市場は、衆議院の解散発表以降、自民党新政権を想定する見方が強まるなか、積極的な金融緩和策の必要性を主張する安倍晋三自民党総裁の発言が円安・ドル高につながり、TOPIX(東証株価指数)は5.27%上昇した。こうしたなか、インド株式や国内の大型株に投資するファンドのカテゴリーが好調なパフォーマンスとなった。
一方、トータルリターン平均の下位では、「国際株式・グローバル・除く日本(為替ヘッジあり)」が0.55%の下落となり、「国際債券・オセアニア(為替ヘッジあり)」が0.39%の下落、「国際債券・北米(為替ヘッジあり)」が0.02%の下落となるなど、外国為替市場で3.09%の円安・ドル高が進んだことから、円高を回避する「為替ヘッジあり」のカテゴリーのパフォーマンスが悪化した。
所属ファンドの本数が多いカテゴリーでは、「安定成長」が3.19%の上昇、「国際債券・エマージング・複数国(為替ヘッジなし)」が3.46%の上昇、「国際株式・グローバル・含む日本(為替ヘッジなし)」が3.84%の上昇となるなど、いずれも上昇した。
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