2月前半の新設ファンドは計22本、予想分配金提示型など新タイプのファンド設定予定が目立つ

 モーニングスターがまとめた、2月前半(2月1日から14日まで)の追加型株式投信の新規設定予定本数(DC、SMA、ETF、限定追加型含む、マネープール除く、以下同)は計22本となる見通し。1月後半の17本(同)から増加し、前年同期間の26本(同)から減少する見込みとなる。新興国債券、豪ドル債券、指数連動債などに加え、あらかじめ分配金の水準を明示する「毎月払出し型」「予想分配金提示型」などを取り入れた、インカムゲイン志向の新しいタイプのファンドの設定が予定されている。

 明治安田アセットマネジメントが2月1日に設定を予定する「ストラテジック・リートF予想分配金提示型A」、「ストラテジック・リートF予想分配金提示型B」の2本は、米国を中心とするREIT(不動産投資信託)を主要投資対象とし、高い利回りが期待できる優先REITと割安な普通REITを選定して高いリターンを目指すことにより、REIT市場の局面に応じて互いの組み入れ比率を変動させ、トータルリターンの最大化を目指す。また、年4回決算(2月、5月、8月、11月の各20日)の前営業日の基準価額に基づいて分配金額(1万口当たり、税引き前)が変動(あらかじめ6段階に設定された0円から400円の分配金水準)する予想分配提示型となっている。前者は為替ヘッジあり、後者は為替ヘッジなし。

 新光投信が2月8日に設定を予定する「GアロケーションF毎月・ヘッジなし(払出)<愛称:世界街道>」、「GアロケーションF年2回・ヘッジなし(払出)<同>」、「GアロケーションF毎月・限定ヘッジ(払出)<同>」、「GアロケーションF年2回・限定ヘッジ(払出)<同>」の4本は、国内外の公社債が主要投資対象となり、実質的にはブラックロック・グローバル・アロケーション・ファンドの運用成果を反映する指数連動債に投資する。また、投資する指数連動債が運用資産を払い出す仕組みとなっており、これに応じた分配金が払い出される。払い出し額の目標値は年1回更新(毎月決算が2月、年2回決算が7月)。

 一方、1月後半(1月15日から31日まで)の新設ファンド(同)の当初設定金額については、17本(同)で計581億円が集まった。なお、同期間の単位型株式投信の当初設定金額は計257億円(設定本数5本)だった。
提供:モーニングスター社
Feature & Column 特集&コラム
  • 特集&コラム読み込み中です
このページのTOPへ
この情報は、ウエルスアドバイザー株式会社が信頼できると判断したデータにより作成しましたが、その正確性、安全性等について保証するものではありません。
また、このページは、投資判断の参考としての情報提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としてはいません。
このページで提供している情報、記事、画像、図表などの転用、販売、再配信は固く禁じます。

当サイトに表示されている広告の一部はヤフー株式会社に配信を委託しています。ヤフー株式会社から配信される広告が表示されるページを訪問した際には、ヤフー株式会社も同社のcookies情報を取得いたします。そこで収集されるcookies情報については当社に提供・開示されることはなく、ヤフー株式会社が定めるプライバシーの考え方にしたがって管理されます。くわしくはこちらをご覧ください。また、ヤフー株式会社から配信される行動ターゲティング広告についてはこちらをご覧下さい。