「ピクテ・グローバル・インカム株式(毎月分配)」が首位―2月の過去1カ月間の純資金流入
モーニングスターはこのほど、国内追加型株式投信の2月末までの過去1カ月間の純資金流出入ランキング(投資信託協会公表)をまとめた(DC、SMA、ETF、ブル・ベアファンド、限定追加型および2月の新規設定ファンドを除く)。
過去1カ月間の純資金流入ランキングの第1位は「ピクテ・グローバル・インカム株式(毎月分配)」<2005022803>の493億円となった。第2位は「ハイインカム・ソブリン・F毎月(リラ)」<2009071003>で392億円、第3位が「フィデリティ・USハイ・イールド・ファンド」<1998040105>で353億円、第4位が「JPM ザ・ジャパン」<1999121502>で320億円、第5位が「高配当インフラ関連株プレミアム 通貨毎月」<2012102402>の303億円の純資金流入などとなった。
2月は、国内株式市場では、日銀の白川方明総裁が任期前に辞任する意向を示したことで金融緩和強化の期待が高まったことや、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)への交渉参加への思惑が台頭したことなどから上昇。一方、米国株式市場は、イタリア総選挙で反緊縮財政派が躍進し同国の財政再建が停滞するとの見方が強まったことで一時下落したものの、バーナンキFRB(米連邦準備制度理事会)議長による緩和的な金融政策を当面継続するとの議会証言や、複数の住宅関連指標が市場予想を上回ったことなどを受け、上昇した。世界全体でリスク回避姿勢が強まるなか、国際株式、新興国債券、国内株式など、相対的にリスクの高い資産クラスへの資金流入基調が1月から引き続いた。
また、同期間の純資金流出ランキングをみると、1位は「短期豪ドル債オープン(毎月分配型)」<2003041801>の353億円、2位が「ハイグレード・オセアニア・ボンド(毎月分配)」<2003061301>の313億円、3位が「グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)」<1997121801>の238億円の純資金流出となった。
提供:モーニングスター社
過去1カ月間の純資金流入ランキングの第1位は「ピクテ・グローバル・インカム株式(毎月分配)」<2005022803>の493億円となった。第2位は「ハイインカム・ソブリン・F毎月(リラ)」<2009071003>で392億円、第3位が「フィデリティ・USハイ・イールド・ファンド」<1998040105>で353億円、第4位が「JPM ザ・ジャパン」<1999121502>で320億円、第5位が「高配当インフラ関連株プレミアム 通貨毎月」<2012102402>の303億円の純資金流入などとなった。
2月は、国内株式市場では、日銀の白川方明総裁が任期前に辞任する意向を示したことで金融緩和強化の期待が高まったことや、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)への交渉参加への思惑が台頭したことなどから上昇。一方、米国株式市場は、イタリア総選挙で反緊縮財政派が躍進し同国の財政再建が停滞するとの見方が強まったことで一時下落したものの、バーナンキFRB(米連邦準備制度理事会)議長による緩和的な金融政策を当面継続するとの議会証言や、複数の住宅関連指標が市場予想を上回ったことなどを受け、上昇した。世界全体でリスク回避姿勢が強まるなか、国際株式、新興国債券、国内株式など、相対的にリスクの高い資産クラスへの資金流入基調が1月から引き続いた。
また、同期間の純資金流出ランキングをみると、1位は「短期豪ドル債オープン(毎月分配型)」<2003041801>の353億円、2位が「ハイグレード・オセアニア・ボンド(毎月分配)」<2003061301>の313億円、3位が「グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)」<1997121801>の238億円の純資金流出となった。
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