「国内REIT」が首位に―2月の「カテゴリー」月間リターン

 モーニングスターはこのほど、2月末を基準にカテゴリーごとの過去1カ月間のトータルリターン平均をランキングした(モーニングスターインデックス基準、ブル型ベア型を除く)。

 2月のカテゴリー平均は「国内REIT」が7.26%の上昇で第1位に、「国内小型グロース」が5.99%の上昇で第2位、「国内中型グロース」が4.58%の上昇で第3位、「国内中型バリュー」が4.29%の上昇で第4位、「国内大型グロース」が4.22%の上昇で第5位となり、国内REIT(不動産投資信託)、国内の成長株に投資するファンドのカテゴリーの上昇率が顕著となった。

 同期間は、国内株式市場では、日銀の白川方明総裁が任期前に辞任する意向を示し金融緩和強化への期待が高まったことや、G20(20カ国・地域)財務相・中央銀行総裁会議で当初懸念された日本に対する円安誘導批判が起こらなかったことなどが支援材料となり、TOPIX(東証株価指数)は前月末比3.77%上昇した。一方、株式市場との連動性の高い国内REIT市場では、REITの新規2銘柄が東証に上場し、いずれも公募価格を上回る初値を付けたことなどが好感され、東証REIT指数は同6.81%上昇した。

 一方、トータルリターン平均の下位では、「国際株式・中国(為替ヘッジあり)」が5.04%の下落となり、「国際株式・インド(為替ヘッジなし)」が4.42%の下落、「国際株式・中国(為替ヘッジなし)」が3.46%の下落などとなった。

 所属ファンドの本数が多いカテゴリーでは、「国内大型ブレンド」が3.28%の上昇、「安定成長」が0.99%の上昇、「国際債券・エマージング・複数国(為替ヘッジなし)」が0.65%の上昇となるなど、いずれも上昇した。
提供:モーニングスター社
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