「国内REIT」連続首位―3月の「カテゴリー」月間リターン

 モーニングスターはこのほど、3月末を基準にカテゴリーごとの過去1カ月間のトータルリターン平均をランキングした(モーニングスターインデックス基準、ブル型ベア型を除く)。

 3月のカテゴリー平均は「国内REIT」が25.20%上昇で前月に続いて第1位に、「国内小型グロース」が15.63%上昇でこちらも2カ月連続の第2位となった。以下、第3位が「国内小型ブレンド」の11.79%上昇、第4位が「国内中型グロース」の11.08%上昇、第5位が「国内小型バリュー」の8.57%上昇と続いた。国内REIT(不動産投資信託)、国内の小型株に投資するカテゴリーの上昇率が目立った。

 同期間、国内株式市場では、国会で日銀正副総裁人事案が可決され、日銀新体制による金融緩和への期待感が高まったことなどからTOPIX(東証株価指数)は前月末比6.05%上昇した。一方、国内REIT市場では、日銀の緩和期待に加えて国土交通省が発表した2013年1月1日時点の公示地価において、地価が上昇した地点が大幅に増えたことが好感されて、東証REIT指数(配当込み)は同24.48%上昇した。

 一方、トータルリターン平均の下位では、「国際株式・ロシア(為替ヘッジなし)」が2.78%下落、「国際株式・インド(為替ヘッジなし)」が1.96%下落、「国際株式・中国(為替ヘッジあり)」が1.65%下落などとなった。

 所属ファンドの本数が多いカテゴリーでは、「国内大型ブレンド」が7.26%上昇、「バランス・安定成長」が3.20%上昇、「国際債券・エマージング・複数国(為替ヘッジなし)」が1.50%上昇などとなった。
提供:モーニングスター社
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