国際REIT、欧州株式に投資するファンドが上位に――8月の投信市場

 モーニングスターがまとめた8月の投信市場における類似ファンド分類ごとの1カ月リターン平均では、7月に続き「国際株式・REIT(不動産投資信託)(為替ヘッジなし)」の上昇率が10.57%と主要な類似ファンド分類の平均のなかで1位となった。8月に発表されたS&P/ケース・シラー住宅価格指数などの住宅関連の経済指標で市場予想を上回ったものが相次いだことが影響した。
 2位には「国際株式・欧州(為替ヘッジなし)」が4.79%で続いた。ただ、7月の7.16%から減速している。このほか、「国内小型グロース・純資産100億円未満」など国内小型株に投資するファンドが上位となった。
 一方、7月に上昇率上位となった「国際株式・中国(為替ヘッジなし)」が、一転して8月は下落率で1位となるなど、上海株式市場の下落に連動したブレ幅の大きな展開となった。

 8月に新規設定された追加型ファンド(限定追加型、特殊運用型を除く)は19本と、7月の64本から大きく減った。新規設定されたファンドでは、ドイチェ・アセット・マネジメントのエマージング諸国のインフラ・消費の2テーマに関連する企業株式に投資をする「日興DWS エマージング・ニューディール・ファンド」<2009081404>、日本の小型株を主要投資対象とする「野村 日本真小型株投信」<2009080501>が特に資金を集めた。
提供:モーニングスター社
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