ETF活用のバランス型ファンド――楽天投信が「楽天グローバル・バランス」を設定(1)

 楽天投信投資顧問は8月7日、ETFを活用したバランス・ファンド「楽天グローバル・バランス(安定型/成長型/積極型)」3ファンドの設定・運用を開始した。ETFを活用しコストを抑えると同時に、長期での資産形成に応じた「安定型」「成長型」「積極型」というタイプの異なる3ファンドを設定している。販売会社は楽天証券。9月8日時点の純資産総額は3ファンド合計で5億900万円。3ファンドの中では、「積極型」が一番人気を集め、「安定型」の純資産が一番少なくなっている。

 「楽天グローバル・バランス(安定型/成長型/積極型)」は、ETF(上場投資信託)を通じて、世界の株式、債券、REIT(不動産投資信託)、コモディティに幅広く分散投資する。投資対象のETFは、世界のETFでは最もメジャーな存在のうちの一つ、バークレイズ・グローバル・インベスターズ・グループ(BGIグループ)の「iShares」を活用する。
 投資対象のETFは、先進国株式部分は「iシェアーズS&P500インデックス・ファンド」(S&P500指数に概ね連動)、「iシェアーズMSCI EAFEインデックス・ファンド」(北米を除く先進国21カ国の株価の値動きを示すMSCI EAFEインデックスに概ね連動)。新興国株式部分は、「iシェアーズMSCIエマージング・マーケット・インデックス・ファンド」(世界の新興国25カ国の株式の動きに連動した投資成果を目指すインデックス)。
 先進国債券は、「iシェアーズ・バークレイズ米国総合ファンド」(米国債から、社債、MBSなどの米国の債券の総合的な値動きに連動したバークレイズ・キャピタル米国総合インデックスに連動した投資成果を目指す)、「iシェアーズ・S&Pシティグループ世界国債(除く米国)・ファンド」(米国を除く先進国の債券市場の動きを示すS&Pシティグループ・インターナショナル・トレジャリー・ボンド・インデックス<除く日本>に概ね連動する投資成果を目指す)。

 新興国債券部分は、「iシェアーズJPモルガン・米ドル建てエマージング・マーケット債券ファンド」(世界の新興国の米ドル建て債券の動きを示すJPモルガン・エマージング・マーケッツ・ボンド・インデックス・グローバル・コア・インデックスに概ね対応する投資成果を目指す)。
提供:モーニングスター社
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