国際投信、11月15日に非分配志向「グロソブN」設定―NISA向けファンド年内5本用意

 国際投信投資顧問は27日、「グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)」のシリーズファンドとして非分配志向で同様の運用を行う「グローバル・ソブリン・オープン(資産成長型)『愛称:グロソブN』」を11月15日に設定すると発表した。2014年1月から始まるNISA(少額投資非課税制度)向けのファンドで、極力分配金を出さずに運用することで複利効果を生かしやすい仕組みとなっている。

 同社は今後も「グロソブN」や2012年3月に設定したバランス型ファンド「トレンド・アロケーション・オープン」のようなミドルリスク・ミドルリターンのファンドを軸にして、NISA向け商品を拡充する方針。このほどモーニングスターのインタビューに応じた同社専務取締役の大石孝氏は、「運用実績のある当社ファンドのなかから、NISA向けに『Nシリーズ』として年内に5本(『グロソブN』含む)をラインアップする予定」と述べた。

 なお、国際投信投資顧問は27日、同じくNシリーズのファンドで非分配志向の「ジャパン・ソブリン・オープン(資産成長型)『愛称:ジャパソブN』」を11月21日に設定すると発表している。
提供:モーニングスター社
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