「国際株式・欧州(為替ヘッジなし)」が上位に、日本株に投資するファンドは下落=9月の投信市場

 モーニングスターがまとめた9月の投信市場における類似ファンド分類ごとの1カ月のトータルリターン平均では、主要な類似ファンド分類平均の中では「国際株式・欧州(為替ヘッジなし)」の上昇率が5.23%と1位となった。欧州の主要な株式指数が大きく上昇したことに加え、ロシア株などの大幅上昇が寄与した。「国際株式・エマージング」も4.22%の上昇で2位となった。また、外為市場で米ドル安・円高が進む中、海外資産に投資する「為替ヘッジあり」のタイプのファンドのパフォーマンスが良好となった。「国際株式・グローバル(為替ヘッジなし)」は1.26%の上昇と堅調だったが、「国際債券・グローバル(為替ヘッジなし)」は0.63%の下落となった。
 一方、外為市場での円高進行が嫌気され、国内株に投資するファンドは総じて下落した。「国内金融株」が大きく下落したほか、「国内大型バリュー」は5.02%の下落となった。

 9月に新規設定された追加型ファンド(限定追加型、特殊運用型を除く)は50本と、8月の19本から大きく増えた。新規設定されたファンドでは、野村アセットマネジメントの米ドル建ての高利回り事業債(ハイ・イールド債券)を主要投資対象とし、対ブラジルレアルで為替ヘッジを行う「野村PIMCO・米国ハイ・イールド債券投信(通貨選択型)ブラジルレアルコース(毎月分配型)」<2009090904>、中国A株に投資する「日興UBS中国A株ファンド」<2009091801>が特に資金を集めた。
提供:モーニングスター社
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