日本株に投資するファンドが上位に――12月16日まで1カ月間のトータルリターンランク
モーニングスターがまとめた12月16日までの過去1カ月間(11月16日から12月16日まで)のトータルリターン(全2896ファンド、含むETF)のランキングでは、「楽天 日本株トリプル・ブル」<2009061903>が2位に入り、10.65%の上昇となるなど、日本株に投資するファンドの上昇が目立った。この間、TOPIX(東証株価指数)は4.40%の上昇と、12月1日の日銀の臨時金融政策決定会合をきっかけに大きく上昇したことが影響した。一方、上位には日本の不動産株に投資するETF(上場投資信託)が浮上するなど、これまでの下落が大きかった株式のリバウンドも大きいようだ。
この間下落したファンドでは、「野村 原油先物投信(豪ドルコース)年2回決算型」<2009073104>があるなど、原油先物に投資するファンドの下落が目立った。ドバイ発の信用懸念からリスク回避の動きが出たことや、原油に対する需要減少懸念が原油先物の売りにつながった。また、ベトナムの株式市場が下落したことなどから「ベトナム・ASEAN・バランスファンド」<2007082801>の下落も目立った。
提供:モーニングスター社
この間下落したファンドでは、「野村 原油先物投信(豪ドルコース)年2回決算型」<2009073104>があるなど、原油先物に投資するファンドの下落が目立った。ドバイ発の信用懸念からリスク回避の動きが出たことや、原油に対する需要減少懸念が原油先物の売りにつながった。また、ベトナムの株式市場が下落したことなどから「ベトナム・ASEAN・バランスファンド」<2007082801>の下落も目立った。
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