「野村エマージング債券投信(レアル)毎月」が11月に続き1位に――12月前半までの純資産増加額

 モーニングスターが評価対象とする追加型株式投信2862本について、12月前半(11月16日から12月14日まで)の1カ月間の純資産総額の増減をランキングした。
 この間、増加額で1位となったのが、11月17日設定の「野村エマージング債券投信(レアル)毎月」<2009111708>で、11月中に続いての1位となった。純資産総額は1699億円超となっている。2位には11月25日設定の「ダイワ・ブラジル株式オープン―リオの風―」<2009112502>と11月に設定されたファンドが上位に入り、引き続き新設ファンドが人気を集める結果となった。7位には「アジア消費関連株オープン」<2009120401>、9位には「みずほハイブリッド証券(通貨選択)レアル」<2009111604>と純資産増加額の上位10ファンド中、4ファンドを新設ファンドが占める結果となった。
 また、3位には10月30日設定の「SMBC・日興ニューワールド債券(レアル)」<200910300D>が入るなど、新設ファンドを除いた上位陣は11月のランク上位ファンドとほぼ変わらない結果となった。
 ファンド全体では、純資産総額が増加したファンドの本数は1334本と11月中の492本から増加した。海外株式市場が堅調ななか、11月末にかけて進んだ円高が12月に入り一転円安方向に進んだことが影響しているようだ。これに対して、純資産が減少したファンドは1427本となった。
 一方、純資産が減少したファンドは、「グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)」<1997121801>が1位となった。2位には「ダイワ・グローバル債券ファンド(毎月)」<2003102301>が入った。
提供:モーニングスター社
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