12月後半の新設ファンドは20本、「通貨選択型」や新興国株式に投資するファンド多い

 モーニングスターがまとめた12月後半(12月16−31日)の新規設定の追加型ファンドの本数は20本(14日時点)。12月前半の27本からはやや減少した。11月後半の39本と比較しても減少しているが、2008年12月後半の12本と比較するとやや増えている。
 ドイチェ・アセット・マネジメントの「ドイチェ・グローバルREIT」シリーズ11本などの「通貨選択型」ファンドのほか、新生インベストメント・マネジメントの「中国インド・ダイナミック・グロース・ファンド」など、新興国株式に投資するファンドの設定が目立つ。
 一方、東京海上アセットマネジメント投信が12月30日に設定・運用を開始する「東京海上・ニッポン世界債券ファンド(ヘッジあり)」の主要投資対象はA格相当以上の格付けを有する日系発行体が世界で発行する外貨建ての債券に注目する、あまり類例のないファンドとなる。通貨配分は、北米通貨圏、欧州通貨圏、オセアニア通貨圏をおおむね3分の1ずつとする。販売会社の1つが日興コーディアル証券ということもあり、設定額も注目を集めそうだ。
提供:モーニングスター社
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