日興AMの「上場インデックスファンドTOPIX100日本大型株」が11月時点での年間資金純流入1位

 2009年11月末時点の日本のETF(上場投資信託)の純資金流入ランキング1位は日興アセットマネジメントの「上場インデックスファンドTOPIX100日本大型株」<1316.T>となった。一方、純資金流入額ランキング上位には日本と米国ともに新興国株関連の指数に連動するETFがランクインしており、新興国関連株式への世界的な人気がうかがえる結果となった。

 モーニングスターの投資分析ツールであるモーニングスターダイレクトに登録されているETF3668本のうち、日本籍で、円建てのETFは73本。うち、2009年11月末時点で過去1年間の純資金流入額が記録されているETFは71本。純資金流入額1位は日興AMの「上場インデックスファンドTOPIX100日本大型株」、2位は野村アセットマネジメントの「上海株式指数・上証50連動型上場投資信託」<1309.OS> 、3位も野村AMの「NEXT FUNDSブラジル株式指数・ボベスパETF」<1325.T>となった。このほか、上位にはREITやロシアの株式指数へ連動するETFがランクインした。
 また、同様に、同期間の米国のETF(米国籍・米ドル建て、合計925本)への過去1年間の純資金流入額に関するランキングも調査した。過去1年間の純資金流入額が記録されているETFは763本。1位はWorld Gold Trust Services,LLCの「SPDR Gold Shares Trust」、2位はVanguardの「Vanguard Emerging Markets Stock Index ETF」、3位は「iShares Barclays TIPS Bond Fund」であった。今年、高値を更新するなど大幅に上昇した金価格に連動するETFへ資金が流入したもよう。
 また、2位には日本と同様に新興国へ投資するETFがランクインした。一方、米国では債券へ投資するETFが3位に入るなど、人気を集めた。また、米国の場合、ETFで投資可能となっている対象資産が非常に幅広いことなどが影響しているとみられる。
提供:モーニングスター社
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