3月の投信概況:国内株式への流入継続、株式投信残高は2カ月連続の過去最高=投信協会
13日に発表された投資信託協会の統計によると、17年3月の株式投信(単位型含む)への資金流出入(設定から解約・償還を差し引いた増減)は1兆7046億円の流入超過と、3カ月連続の純資金流入となった。月末の純資産残高は前月比9829億円増の85兆9383億円と、2カ月連続で過去最高となった。
株式投信のうち国内資産に投資するファンド全体では1兆1212億円の流入超過と、3カ月連続の純資金流入となった。国内資産を分類別に見ると、全分類で流入超過となった。うち、国内株式に投資するファンドは1兆585億円の流入超過となり、3カ月連続の純資金流入となった。3月の国内株式市場は下落したが、国内株式に投資するファンドへは株価の下落一巡を見込んだ買いが向かった。国内REIT(不動産投資信託)に投資するファンドは328億円の流入超過と、12カ月連続の純資金流入となった。機関投資家による期末の損益確定売りなどで3月の東証REIT指数は下落したが、一方で、REITの利回りの高さに着目する動きも続いた。国内債券は49億円の流入超過と10カ月連続の純資金流入、国内資産複合型は247億円の流入超過と23カ月連続の純資金流入となった。
株式投信のうち海外資産に投資するファンド全体では3445億円の流入超過と、3カ月連続の純資金流入となった。海外株式に投資するファンドは774億円の流入超過と、2カ月連続の純資金流入となった。海外債券に投資するファンドは1227億円の流入超過と、3カ月連続の純資金流入となった。海外資産複合型のファンドも1323億の流入超過と、12カ月連続の純資金流入となった。一方、海外REITに投資するファンドは97億円の流出超過と、4カ月連続の純資金流出となった。
また、17年3月の公募投信全体(株式投信+公社債投信)への資金流出入は8585億円の流入超過と、5カ月連続の純資金流入となった。月末の純資産残高は前月比1368億円増の98兆7743億円となった。
提供:モーニングスター社
株式投信のうち国内資産に投資するファンド全体では1兆1212億円の流入超過と、3カ月連続の純資金流入となった。国内資産を分類別に見ると、全分類で流入超過となった。うち、国内株式に投資するファンドは1兆585億円の流入超過となり、3カ月連続の純資金流入となった。3月の国内株式市場は下落したが、国内株式に投資するファンドへは株価の下落一巡を見込んだ買いが向かった。国内REIT(不動産投資信託)に投資するファンドは328億円の流入超過と、12カ月連続の純資金流入となった。機関投資家による期末の損益確定売りなどで3月の東証REIT指数は下落したが、一方で、REITの利回りの高さに着目する動きも続いた。国内債券は49億円の流入超過と10カ月連続の純資金流入、国内資産複合型は247億円の流入超過と23カ月連続の純資金流入となった。
株式投信のうち海外資産に投資するファンド全体では3445億円の流入超過と、3カ月連続の純資金流入となった。海外株式に投資するファンドは774億円の流入超過と、2カ月連続の純資金流入となった。海外債券に投資するファンドは1227億円の流入超過と、3カ月連続の純資金流入となった。海外資産複合型のファンドも1323億の流入超過と、12カ月連続の純資金流入となった。一方、海外REITに投資するファンドは97億円の流出超過と、4カ月連続の純資金流出となった。
また、17年3月の公募投信全体(株式投信+公社債投信)への資金流出入は8585億円の流入超過と、5カ月連続の純資金流入となった。月末の純資産残高は前月比1368億円増の98兆7743億円となった。
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