「HSBCブラジルオープン」が182.88%プラスで1位―09年の1年間のトータルリターン

 モーニングスターがまとめた追加型株式投信の09年12月末時点での過去1年間のトータルリターンでは、「HSBCブラジルオープン」<2006033106>が182.88%のプラスと1位になった。2位には同じくHSBC投信の「HSBCブラジル株式ファンド(3カ月決算型)」<2008073108>が172.89%のプラスと続いた。このほか、大和投資信託の「ダイワ・ロシア株ファンド」<2008022601>が160.24%のプラスで3位に入るなど、上位10ファンド中、新興国株式に投資するファンドが9ファンドを占めた。
 調査対象ファンド(全2446ファンド)中、2334ファンドがプラスのリターンを記録するなど、08年末のリーマン・ショック以降の世界的な株価のリバウンドなどを背景に主要資産に投資するファンドはおおむね上昇したようだ。一方、下落したファンドは、ベア型のファンドや、マーケット・ニュートラル、ロング・ショートなどの運用手法のファンドが目立った。
 一方、過去6カ月間(09年12月末時点)のトータルリターンは、「フィデリティ・USリート・ファンドA(為・替ヘッジあり)」<2008022601>が53.70%で1位となった。2位から4位には前出の「HSBCブラジルオープン」(2位)、「HSBCブラジル株式ファンド(3カ月決算型)」(3位)、「ダイワ・ロシア株ファンド」(4位)が入った。5位に「パインブリッジ・米国REITインカムファンドAコース(為替ヘッジあり)」<2004022301>が入るなど、上位10ファンド中、海外REIT(不動産投資信託)に投資するファンドが5本入った。過去3カ月間のトータルリターンでは「中国環境関連ビジネスファンド」<2008062703>など中国株に投資するファンドが上位となっている。
提供:モーニングスター社
Feature & Column 特集&コラム
  • 特集&コラム読み込み中です
このページのTOPへ
この情報は、ウエルスアドバイザー株式会社が信頼できると判断したデータにより作成しましたが、その正確性、安全性等について保証するものではありません。
また、このページは、投資判断の参考としての情報提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としてはいません。
このページで提供している情報、記事、画像、図表などの転用、販売、再配信は固く禁じます。

当サイトに表示されている広告の一部はヤフー株式会社に配信を委託しています。ヤフー株式会社から配信される広告が表示されるページを訪問した際には、ヤフー株式会社も同社のcookies情報を取得いたします。そこで収集されるcookies情報については当社に提供・開示されることはなく、ヤフー株式会社が定めるプライバシーの考え方にしたがって管理されます。くわしくはこちらをご覧ください。また、ヤフー株式会社から配信される行動ターゲティング広告についてはこちらをご覧下さい。