12月の投信概況:株式投信は2カ月連続の流入超、純資産残高は過去最高継続=投信協会
17日に発表された投資信託協会の統計によると、17年12月の株式投信(単位型含む)への資金流出入(設定から解約・償還を差し引いた増減)は1兆672億円の流入超過と、2カ月連続の純資金流入となった。月末の純資産残高は、前月比2兆199億円増の97兆4325億円と、11カ月連続で過去最高となった。
株式投信のうち国内資産に投資するファンド全体では5872億円の流入超過と、2カ月連続の純資金流入となった。国内資産を分類別にみると、国内株式に投資するファンドが5582億円の流入超過と、2カ月連続の流入となった。
17年12月の国内株式市場では、日経平均株価、TOPIX(東証株価指数)ともに上昇し、日経平均株価は1992年1月以来、TOPIXは1991年11月以来の高値を付けた。株式市場の堅調推移を背景に、株式投信への資金流入が続いたもようだ。国内債券は275億円の流入超過と3カ月ぶりの純資金流入となった。国内REIT(不動産投資信託)に投資するファンドも105億円の流入超過と4カ月ぶりの純資金流入となった。17年12月の国内REIT市場で東証REIT指数は小幅に下落したが、割安感を意識した買いに上昇する場面もみられた。一方、国内資産複合型は94億円の流出超過と3カ月連続の純資金流出となった。
株式投信のうち海外資産に投資するファンド全体では1055億円の流出超過と、4カ月連続の純資金流出となった。海外資産を分類別に見ると、海外REITに投資するファンドが1407億円の流出超過と7カ月連続の純資金流出となった。海外債券に投資するファンドは535億円の流出超過と2カ月連続の純資金流出となった。海外資産複合型のファンドは274億の流出超過と3カ月連続の純資金流出となった。一方、海外の株高を背景に、海外株式に投資するファンドは1497億円の流入超過と11カ月連続の純資金流入となった。
また、17年12月の公募投信全体(株式投信+公社債投信)への資金流出入は1兆2705億円の流入超過と、8カ月連続の純資金流入となった。月末の純資産残高は前月比2兆2232億円増の111兆1919億円と、5カ月連続で過去最高となった。
提供:モーニングスター社
株式投信のうち国内資産に投資するファンド全体では5872億円の流入超過と、2カ月連続の純資金流入となった。国内資産を分類別にみると、国内株式に投資するファンドが5582億円の流入超過と、2カ月連続の流入となった。
17年12月の国内株式市場では、日経平均株価、TOPIX(東証株価指数)ともに上昇し、日経平均株価は1992年1月以来、TOPIXは1991年11月以来の高値を付けた。株式市場の堅調推移を背景に、株式投信への資金流入が続いたもようだ。国内債券は275億円の流入超過と3カ月ぶりの純資金流入となった。国内REIT(不動産投資信託)に投資するファンドも105億円の流入超過と4カ月ぶりの純資金流入となった。17年12月の国内REIT市場で東証REIT指数は小幅に下落したが、割安感を意識した買いに上昇する場面もみられた。一方、国内資産複合型は94億円の流出超過と3カ月連続の純資金流出となった。
株式投信のうち海外資産に投資するファンド全体では1055億円の流出超過と、4カ月連続の純資金流出となった。海外資産を分類別に見ると、海外REITに投資するファンドが1407億円の流出超過と7カ月連続の純資金流出となった。海外債券に投資するファンドは535億円の流出超過と2カ月連続の純資金流出となった。海外資産複合型のファンドは274億の流出超過と3カ月連続の純資金流出となった。一方、海外の株高を背景に、海外株式に投資するファンドは1497億円の流入超過と11カ月連続の純資金流入となった。
また、17年12月の公募投信全体(株式投信+公社債投信)への資金流出入は1兆2705億円の流入超過と、8カ月連続の純資金流入となった。月末の純資産残高は前月比2兆2232億円増の111兆1919億円と、5カ月連続で過去最高となった。
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