1月の投信概況:株式投信は3カ月連続の流入超、株高背景に資金向かう=投信協会
14日に発表された投資信託協会の統計によると、18年1月の株式投信(単位型含む)への資金流出入(設定から解約・償還を差し引いた増減)は1兆6021億円の流入超過と、3カ月連続の純資金流入となった。月末の純資産残高は、前月比1兆4146億円増の98兆8471億円と、12カ月連続で過去最高となった。
株式投信のうち国内資産に投資するファンド全体では9072億円の流入超過と、3カ月連続の純資金流入となった。国内資産を分類別にみると、国内株式に投資するファンドが9069億円の流入超過と、3カ月連続の純資金流入となった。18年1月の国内株式市場では、景気や企業業績への楽観などを背景に日経平均株価、TOPIX(東証株価指数)ともに上昇。株式市場の堅調推移を背景に、株式投信への資金流入が続いた。国内REIT(不動産投資信託)に投資するファンドも198億円の流入超過と2カ月連続の純資金流入となった。18年1月の国内REIT市場で東証REIT指数は上昇。株高を受けて投資家のリスク許容度が高まった。一方、国内債券は120億円の流出超過と2か月ぶりの純資金流出、国内資産複合型は74億円の流出超過と4カ月連続の純資金流出となった。
株式投信のうち海外資産に投資するファンド全体では621億円の流出超過と、5カ月連続の純資金流出となった。海外資産を分類別に見ると、海外REITに投資するファンドが1017億円の流出超過と8カ月連続の純資金流出となった。海外債券に投資するファンドは666億円の流出超過と3カ月連続の純資金流出となった。海外資産複合型のファンドは313億の流出超過と4カ月連続の純資金流出となった。一方、海外での株価上昇を受けて、海外株式に投資するファンドは1660億円の流入超過と12カ月連続の純資金流入となった。
また、18年1月の公募投信全体(株式投信+公社債投信)への資金流出入は1兆5666億円の流入超過と、9カ月連続の純資金流入となった。月末の純資産残高は前月比1兆3790億円増の112兆5709億円と、6カ月連続で過去最高となった。
提供:モーニングスター社
株式投信のうち国内資産に投資するファンド全体では9072億円の流入超過と、3カ月連続の純資金流入となった。国内資産を分類別にみると、国内株式に投資するファンドが9069億円の流入超過と、3カ月連続の純資金流入となった。18年1月の国内株式市場では、景気や企業業績への楽観などを背景に日経平均株価、TOPIX(東証株価指数)ともに上昇。株式市場の堅調推移を背景に、株式投信への資金流入が続いた。国内REIT(不動産投資信託)に投資するファンドも198億円の流入超過と2カ月連続の純資金流入となった。18年1月の国内REIT市場で東証REIT指数は上昇。株高を受けて投資家のリスク許容度が高まった。一方、国内債券は120億円の流出超過と2か月ぶりの純資金流出、国内資産複合型は74億円の流出超過と4カ月連続の純資金流出となった。
株式投信のうち海外資産に投資するファンド全体では621億円の流出超過と、5カ月連続の純資金流出となった。海外資産を分類別に見ると、海外REITに投資するファンドが1017億円の流出超過と8カ月連続の純資金流出となった。海外債券に投資するファンドは666億円の流出超過と3カ月連続の純資金流出となった。海外資産複合型のファンドは313億の流出超過と4カ月連続の純資金流出となった。一方、海外での株価上昇を受けて、海外株式に投資するファンドは1660億円の流入超過と12カ月連続の純資金流入となった。
また、18年1月の公募投信全体(株式投信+公社債投信)への資金流出入は1兆5666億円の流入超過と、9カ月連続の純資金流入となった。月末の純資産残高は前月比1兆3790億円増の112兆5709億円と、6カ月連続で過去最高となった。
提供:モーニングスター社