ステート・ストリートETF新商品、「ジェンダー・ダイバーシティ」に基づき銘柄構成

 ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズは13日、NYSEアーカ取引所上場のETF「SPDR(R)SSGA ジェンダー・ダイバーシティ・インデックス ETF」(ティッカー:SHE)の金融庁への新規届出を12日付で完了したと発表した。マネックス証券は16日から、SBI証券は24日から同ETFの取り扱いを開始する。また、楽天証券も27日から取り扱い開始予定。今後、さらに取扱証券会社は増える見込みだ。

 ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズが独自に開発した「SSGA ジェンダー・ダイバーシティ指数」への連動を目指す。同指数は、米国大型株の中で、同業他社に比べ上級経営・管理者層で「ジェンダー・ダイバーシティ(性差の多様性)」が示されている企業の株式を組み入れる。具体的には、各社の取締役会における女性役員の比率などジェンダー・ダイバーシティに関する比率を算出し、業種内でランク付けした結果に基づいて構成する。同社では、取締役会におけるジェンダー・ダイバーシティが優れた企業統治を実現する手段の一つになるとみている。

 17年12月末時点の組入銘柄数は169で、業種別構成比率は第1位が「情報技術」で20.89%、第2位が「ヘルスケア」で16.33%など。また、組入銘柄上位は第1位が「PFIZER INC」(組入比率:5.74%)、第2位が「COCA−COLA COMPANY」(組入比率:5.16%)などとなっている。

 同ETFは16年3月設定で、17年12月末までの過去1年間のトータルリターン(ドルベース)は12.94%となった。日本の信託報酬にほぼ相当するエクスペンスレシオは0.20%と、同ETFが属する米モーニングスターカテゴリー「米国株式大型ブレンド」の平均を0.18%下回っており、相対的に低コストの商品となっている。
提供:モーニングスター社
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