4月の投信概況:株式投信は6カ月連続の流入超、残高は株高背景に3カ月ぶりの過去最高=投信協会
15日に発表された投資信託協会の統計によると、18年4月の株式投信(単位型含む)への資金流出入(設定から解約・償還を差し引いた増減)は1781億円の流入超過と、6カ月連続の純資金流入となった。月末の純資産残高は、世界的な株高を背景に前月比2兆2651億円増の99兆2109億円と2カ月連続で増加し、3カ月ぶりに過去最高となった。
株式投信のうち国内資産に投資するファンド全体では1816億円の流入超過と、6カ月連続の純資金流入となった。国内資産を分類別にみると、全分類で流入超過となった。国内株式に投資するファンドは988億円の流入超過と、6カ月連続の純資金流入となった。18年4月の国内株式市場では、米中貿易摩擦への懸念後退や国内企業の2018年3月期の好決算などを材料に、日経平均株価、TOPIX(東証株価指数)ともに反発した。国内REIT(不動産投資信託)に投資するファンドも430億円の流入超過と5カ月連続の純資金流入となった。国内債券は255億円の流入超過と2カ月連続の純資金流入となった。
株式投信のうち海外資産に投資するファンド全体では1562億円の流出超過と、8カ月連続の純資金流出となった。海外資産を分類別に見ると、海外株式以外の分類で流出超過となった。海外債券に投資するファンドは1125億円の流出超過と6カ月連続の純資金流出となった。18年4月の海外債券市場では、米国で長期金利が上昇し、10年物国債利回りが一時4年3カ月ぶりとなる3%台に乗せた。海外REITに投資するファンドも969億円の流出超過と11カ月連続の純資金流出となった。一方、海外株式に投資するファンドは786億円の流入超過と15カ月連続の純資金流入となった。
また、18年4月の公募投信全体(株式投信+公社債投信)への資金流出入は1669億円の流入超過と、12カ月連続の純資金流入となった。月末の純資産残高は前月比2兆2538億円増の111兆4631億円と3カ月ぶりに増加した。
提供:モーニングスター社
株式投信のうち国内資産に投資するファンド全体では1816億円の流入超過と、6カ月連続の純資金流入となった。国内資産を分類別にみると、全分類で流入超過となった。国内株式に投資するファンドは988億円の流入超過と、6カ月連続の純資金流入となった。18年4月の国内株式市場では、米中貿易摩擦への懸念後退や国内企業の2018年3月期の好決算などを材料に、日経平均株価、TOPIX(東証株価指数)ともに反発した。国内REIT(不動産投資信託)に投資するファンドも430億円の流入超過と5カ月連続の純資金流入となった。国内債券は255億円の流入超過と2カ月連続の純資金流入となった。
株式投信のうち海外資産に投資するファンド全体では1562億円の流出超過と、8カ月連続の純資金流出となった。海外資産を分類別に見ると、海外株式以外の分類で流出超過となった。海外債券に投資するファンドは1125億円の流出超過と6カ月連続の純資金流出となった。18年4月の海外債券市場では、米国で長期金利が上昇し、10年物国債利回りが一時4年3カ月ぶりとなる3%台に乗せた。海外REITに投資するファンドも969億円の流出超過と11カ月連続の純資金流出となった。一方、海外株式に投資するファンドは786億円の流入超過と15カ月連続の純資金流入となった。
また、18年4月の公募投信全体(株式投信+公社債投信)への資金流出入は1669億円の流入超過と、12カ月連続の純資金流入となった。月末の純資産残高は前月比2兆2538億円増の111兆4631億円と3カ月ぶりに増加した。
提供:モーニングスター社