3月の投信概況:公募投信全体は23カ月連続の流入超、日銀のETF買い=投信協会
11日に発表された投資信託協会の統計によると、19年3月の株式投信(単位型含む)への資金流出入(設定から解約・償還を差し引いた増減)は3270億円の流入超過と、17カ月連続の純資金流入となった。月末の純資産残高は、前月比6632億円増の101兆5191億円と3カ月連続で増加した。
株式投信のうち国内資産に投資するファンド全体では4867億円の流入超過と、10カ月連続の純資金流入となった。国内資産を分類別にみると、全分類で流入超過となった。国内株式に投資するファンドは4101億円の流入超過と、10カ月連続の純資金流入となった。19年3月の国内株式市場で日経平均株価は、世界的な景気減速懸念を背景に3カ月ぶりに下落したが、日銀によるETF(上場投資信託)買いが入った。国内債券に投資するファンドは218億円の流入超過と2カ月連続の純資金流入となった。国内REIT(不動産投資信託)に投資するファンドは275億円の流入超過と2カ月ぶりの純資金流入となった。19年3月の国内REIT市場で東証REIT指数は反発した。国内長期金利が低水準で推移する中、安定した分配金利回りに着目した買いが入った。
株式投信のうち海外資産に投資するファンド全体では1312億円の流出超過と、19カ月連続の純資金流出となった。海外資産を分類別に見ると、全分類で流出超過となった。海外株式に投資するファンドは682億円の流出超過と2カ月連続の純資金流出となった。海外債券に投資するファンドは390億円の流出超過と17カ月連続の純資金流出となった。海外REITに投資するファンドも115億円の流出超過と2カ月連続の純資金流出となった。
また、19年3月の公募投信全体(株式投信+公社債投信)への資金流出入は1342億円の流入超過と、23カ月連続の純資金流入となった。月末の純資産残高は前月比4704億円増の113兆769億円と3カ月連続で増加し、年度末の純資産残高としては過去最高となった。
提供:モーニングスター社
株式投信のうち国内資産に投資するファンド全体では4867億円の流入超過と、10カ月連続の純資金流入となった。国内資産を分類別にみると、全分類で流入超過となった。国内株式に投資するファンドは4101億円の流入超過と、10カ月連続の純資金流入となった。19年3月の国内株式市場で日経平均株価は、世界的な景気減速懸念を背景に3カ月ぶりに下落したが、日銀によるETF(上場投資信託)買いが入った。国内債券に投資するファンドは218億円の流入超過と2カ月連続の純資金流入となった。国内REIT(不動産投資信託)に投資するファンドは275億円の流入超過と2カ月ぶりの純資金流入となった。19年3月の国内REIT市場で東証REIT指数は反発した。国内長期金利が低水準で推移する中、安定した分配金利回りに着目した買いが入った。
株式投信のうち海外資産に投資するファンド全体では1312億円の流出超過と、19カ月連続の純資金流出となった。海外資産を分類別に見ると、全分類で流出超過となった。海外株式に投資するファンドは682億円の流出超過と2カ月連続の純資金流出となった。海外債券に投資するファンドは390億円の流出超過と17カ月連続の純資金流出となった。海外REITに投資するファンドも115億円の流出超過と2カ月連続の純資金流出となった。
また、19年3月の公募投信全体(株式投信+公社債投信)への資金流出入は1342億円の流入超過と、23カ月連続の純資金流入となった。月末の純資産残高は前月比4704億円増の113兆769億円と3カ月連続で増加し、年度末の純資産残高としては過去最高となった。
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