トルコ株式、ロシア・東欧に投資するファンドが上位に―1月21日まで1カ月間のトータルリターンランク
モーニングスターがまとめた1月21日までの過去1カ月間(09年12月21日から1月21日まで)のトータルリターン(全2931ファンド、含むETF)のランキングでは、「楽天 日本株トリプル・ブル」<2009061903>が1位となり、19.30%の上昇となった。このほか、「損保ジャパン―フォルティス・トルコ株式オープン」<2006053105>が14.89%の上昇、「オーロラ2(トルコ投資ファンド)」<1996091201>が14.63%の上昇とトルコ株式に投資するファンドの上昇が目立ったほか、「SGロシア東欧株ファンド」<2005033103>が14.42%の上昇と、ロシア・東欧株に投資するファンドも上昇している。
かねて懸案事項だったトルコとIMF(国際通貨基金)間での新規融資に関する交渉に進展がみられたとの政府関係者の発言や、ムーディーズが1月8日にトルコの格付けを「Ba3」から「Ba2」に引き上げたことなどを好感し、トルコ株は上昇した。また、09年末にS&Pがロシアの債務格付けに関する見通しを「ネガティブ」から「安定的」に引き上げたことなどから、ロシア・東欧の株式市場にも資金が流入する結果となった。
一方、この間に下落したファンドは、日本債券に投資するファンドや海外の高格付け債券に投資するファンドが目立ったが、ベア型、ショート型のファンド以外は小幅の下落にとどまっている。
提供:モーニングスター社
かねて懸案事項だったトルコとIMF(国際通貨基金)間での新規融資に関する交渉に進展がみられたとの政府関係者の発言や、ムーディーズが1月8日にトルコの格付けを「Ba3」から「Ba2」に引き上げたことなどを好感し、トルコ株は上昇した。また、09年末にS&Pがロシアの債務格付けに関する見通しを「ネガティブ」から「安定的」に引き上げたことなどから、ロシア・東欧の株式市場にも資金が流入する結果となった。
一方、この間に下落したファンドは、日本債券に投資するファンドや海外の高格付け債券に投資するファンドが目立ったが、ベア型、ショート型のファンド以外は小幅の下落にとどまっている。
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