先週の流入額上位−「SBI・バンガード・S&P500」、ESG2ファンドが初のランクイン
国内公募追加型株式投信(確定拠出年金専用、ファンドラップ専用、及びETF除く)を対象として、モーニングスター推計値に基づいて先週(21年4月5−9日)の純資金流出入額を確認したところ、設定(19年9月)来初のランクインとなる「SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド」(愛称:SBI・バンガード・S&P500)のほか、新規設定の「アムンディ 環境・気候変動対策ファンド」(愛称:グリーン・ワールド)、「ベイリー・ギフォード インパクト投資ファンド(予想分配金提示型)」(愛称:ポジティブ・チェンジ)のESG2ファンド、返り咲き2ファンドの合計5ファンドが新規にランクインした。
「SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド」は、米バンガードが運用する「バンガード・S&P500 ETF」への投資を通じて、米国の代表的な株価指数であるS&P500指数(円換算ベース)に連動する投資成果を目指すインデックスファンド。先週の米国株式が景気回復期待に上昇し、S&P500指数が断続的に過去最高値を更新する中で、投資家の資金が向かった。米国株式に投資するほかのインデックスファンドにも資金が向かい、「楽天・全米株式インデックス・ファンド」(愛称:楽天・バンガード・ファンド(全米株式))は20年11月2−6日以来のランクイン。「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」は167億円の純資金流入で、先週の第10位から大きくランクアップし、20年5月7−15日以来のトップとなった。また、日本を含む世界の株価指数の動向を表すMSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(配当込み、円換算ベース)に連動する投資成果を目指す「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」も3月1−5日以来のランクインとなった。
「ベイリー・ギフォード インパクト投資ファンド(予想分配金提示型)」は6日に新規設定された。外国籍ファンドを通じて、日本を含む世界各国の企業の中から、持続可能な世界の実現に向けて好ましい社会的インパクト(社会的変化)をもたらす事業により長期的な成長が見込まれる企業の株式に投資する。現時点では、「平等な社会・教育の実現」、「環境・資源の保護」、「医療・生活の質向上」、「貧困層の課題解決」を投資テーマとしている。毎月決算を行い、決算日の前営業日の基準価額の水準に応じて予め提示した金額の分配を行う。なお、19年6月から運用されている年1回決算型は、モーニングスターの「ファンド オブ ザ イヤー2020」において、「ESG型 部門」の優秀ファンド賞を受賞している。
「アムンディ 環境・気候変動対策ファンド」は9日に新規設定された。アムンディ・グループが運用するファンドへの投資を通じて、日本を含む世界の企業の中から、環境・気候変動の課題解決に貢献すると見込まれる企業の株式に投資する。
純資金流入額トップとなった「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」のほかには、「イノベーティブ・カーボンニュートラル戦略ファンド」、「デジタル・トランスフォーメーション株式ファンド」(愛称:ゼロ・コンタクト)、「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型」、「まるごとひふみ100」が先々週(21年3月29日−4月2日)に続いてランクインした。
一方、先々週ランクインしたファンドのうち、先々週設定の「まるごとひふみ50」、「ポーレン米国グロース株式ファンド(資産成長型)」(愛称:ベストフォーカス)のほか、「グローバルESGハイクオリティ成長株式ファンド(為替ヘッジなし)」(愛称:未来の世界(ESG)、「投資のソムリエ」、「グローバル・プロスペクティブ・ファンド」(愛称:イノベーティブ・フューチャー)がランク外となった。「グローバルESGハイクオリティ成長株式ファンド(為替ヘッジなし)」は設定(20年7月)来初のランク外。「投資のソムリエ」は20年6月1−5日以来、「グローバル・プロスペクティブ・ファンド」は20年11月24−27日以来のランク外となった。
提供:モーニングスター社
「SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド」は、米バンガードが運用する「バンガード・S&P500 ETF」への投資を通じて、米国の代表的な株価指数であるS&P500指数(円換算ベース)に連動する投資成果を目指すインデックスファンド。先週の米国株式が景気回復期待に上昇し、S&P500指数が断続的に過去最高値を更新する中で、投資家の資金が向かった。米国株式に投資するほかのインデックスファンドにも資金が向かい、「楽天・全米株式インデックス・ファンド」(愛称:楽天・バンガード・ファンド(全米株式))は20年11月2−6日以来のランクイン。「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」は167億円の純資金流入で、先週の第10位から大きくランクアップし、20年5月7−15日以来のトップとなった。また、日本を含む世界の株価指数の動向を表すMSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(配当込み、円換算ベース)に連動する投資成果を目指す「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」も3月1−5日以来のランクインとなった。
「ベイリー・ギフォード インパクト投資ファンド(予想分配金提示型)」は6日に新規設定された。外国籍ファンドを通じて、日本を含む世界各国の企業の中から、持続可能な世界の実現に向けて好ましい社会的インパクト(社会的変化)をもたらす事業により長期的な成長が見込まれる企業の株式に投資する。現時点では、「平等な社会・教育の実現」、「環境・資源の保護」、「医療・生活の質向上」、「貧困層の課題解決」を投資テーマとしている。毎月決算を行い、決算日の前営業日の基準価額の水準に応じて予め提示した金額の分配を行う。なお、19年6月から運用されている年1回決算型は、モーニングスターの「ファンド オブ ザ イヤー2020」において、「ESG型 部門」の優秀ファンド賞を受賞している。
「アムンディ 環境・気候変動対策ファンド」は9日に新規設定された。アムンディ・グループが運用するファンドへの投資を通じて、日本を含む世界の企業の中から、環境・気候変動の課題解決に貢献すると見込まれる企業の株式に投資する。
純資金流入額トップとなった「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」のほかには、「イノベーティブ・カーボンニュートラル戦略ファンド」、「デジタル・トランスフォーメーション株式ファンド」(愛称:ゼロ・コンタクト)、「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型」、「まるごとひふみ100」が先々週(21年3月29日−4月2日)に続いてランクインした。
一方、先々週ランクインしたファンドのうち、先々週設定の「まるごとひふみ50」、「ポーレン米国グロース株式ファンド(資産成長型)」(愛称:ベストフォーカス)のほか、「グローバルESGハイクオリティ成長株式ファンド(為替ヘッジなし)」(愛称:未来の世界(ESG)、「投資のソムリエ」、「グローバル・プロスペクティブ・ファンド」(愛称:イノベーティブ・フューチャー)がランク外となった。「グローバルESGハイクオリティ成長株式ファンド(為替ヘッジなし)」は設定(20年7月)来初のランク外。「投資のソムリエ」は20年6月1−5日以来、「グローバル・プロスペクティブ・ファンド」は20年11月24−27日以来のランク外となった。
提供:モーニングスター社