「eMAXIS Slim」シリーズの残高が1兆円突破、「米国株式」「全世界株式」がけん引
三菱UFJ国際投信が運用する「eMAXIS Slim」シリーズの純資産残高が12日に1兆47億円となり、17年2月の運用開始から4年1カ月余りにして1兆円の大台を突破した。「業界最低水準の運用コスト」を掲げる同シリーズに対する投資家の支持は高まっており、旺盛な資金流入を背景に、シリーズ残高の増加ペースが加速している。
同シリーズは17年2月27日に4ファンドで運用を開始した。現在は13ファンドにまでラインナップが拡大している。シリーズ合計の純資産残高が5000億円に到達したのは20年9月2日で運用開始から約3年半を要したが、その後わずか7カ月余りで倍増し、1兆円の大台を突破した。
残高増加のけん引役は「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」と「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」の2ファンドだ。21年4月12日時点の純資産残高はそれぞれ3713億円、1480億円で、旺盛な資金流入と米国を中心とした世界的な株高を背景に、20年9月2日からそれぞれ2186億円、1032億円増加した。「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」はシリーズ全体の残高の3分の1以上(約37%)を占めている。
シリーズ全体の月次の純資金流出入額を見ると、運用開始から21年3月(同月はモーニングスター推計値)まで50カ月連続で流入超過となっており、特に、20年12月以降は713億円の流入超過となった21年3月まで4カ月連続で流入超過額が過去最高を更新している。このうち、「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」は21年3月の流入超過額が325億円となり2カ月連続で最高を更新、「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」は185億円の流入超過となり、6カ月連続で最高を更新した。
同シリーズは、純資産残高が500億円以上及び1000億円以上の部分により低い信託報酬率を適用する受益者還元型信託報酬率を採用している。現時点で、「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」のほか、「eMAXIS Slim先進国株式インデックス」(4月12日時点の純資産残高1924億円)、「eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)」(同876億円)、「eMAXIS Slim新興国株式インデックス」(同599億円)、「eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)」(同534億円)の合計6ファンドに適用されている。
提供:モーニングスター社
同シリーズは17年2月27日に4ファンドで運用を開始した。現在は13ファンドにまでラインナップが拡大している。シリーズ合計の純資産残高が5000億円に到達したのは20年9月2日で運用開始から約3年半を要したが、その後わずか7カ月余りで倍増し、1兆円の大台を突破した。
残高増加のけん引役は「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」と「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」の2ファンドだ。21年4月12日時点の純資産残高はそれぞれ3713億円、1480億円で、旺盛な資金流入と米国を中心とした世界的な株高を背景に、20年9月2日からそれぞれ2186億円、1032億円増加した。「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」はシリーズ全体の残高の3分の1以上(約37%)を占めている。
シリーズ全体の月次の純資金流出入額を見ると、運用開始から21年3月(同月はモーニングスター推計値)まで50カ月連続で流入超過となっており、特に、20年12月以降は713億円の流入超過となった21年3月まで4カ月連続で流入超過額が過去最高を更新している。このうち、「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」は21年3月の流入超過額が325億円となり2カ月連続で最高を更新、「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」は185億円の流入超過となり、6カ月連続で最高を更新した。
同シリーズは、純資産残高が500億円以上及び1000億円以上の部分により低い信託報酬率を適用する受益者還元型信託報酬率を採用している。現時点で、「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」のほか、「eMAXIS Slim先進国株式インデックス」(4月12日時点の純資産残高1924億円)、「eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)」(同876億円)、「eMAXIS Slim新興国株式インデックス」(同599億円)、「eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)」(同534億円)の合計6ファンドに適用されている。
提供:モーニングスター社