前週の流入額上位−トップは「eMAXISSlim米国株式(S&P500)」6ファンドが返り咲き

 国内公募追加型株式投信(確定拠出年金専用、ファンドラップ専用、およびETF除く)を対象として、モーニングスター推計値に基づいて前週(2022年7月4−8日)の純資金流入額上位10ファンドを確認したところ、「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」が6月20−24日以来2週ぶりのトップとなった。また、インデックス6ファンドがトップ10内に返り咲いた。

 「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」は211億円の純資金流入となり、前週の3位からトップに返り咲いた。前々週(2022年6月27日―7月1日)トップの「ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド(毎月分配型)」のほか、「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」「フィデリティ・世界割安成長株投信 Bコース(為替ヘッジなし)」(愛称:テンバガー・ハンター)の計4ファンドが前々週に続いてトップ10内となった。

 前々週トップ10内に返り咲いたインデックス6ファンドは、「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」(愛称:SBI・V・S&P500)、「楽天・全米株式インデックス・ファンド」(愛称:楽天・バンガード・ファンド(全米株式))、「eMAXIS Slim先進国株式インデックス」「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」(愛称:楽天・バンガード・ファンド(全世界株式))、「SBI・V・全米株式インデックス・ファンド」(愛称:SBI・V・全米株式)、「日経225ノーロードオープン」。

 「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」と「日経225ノーロードオープン」は6月20−24日以来、「楽天・全米株式インデックス・ファンド」は6月13−17日以来、「eMAXIS Slim先進国株式インデックス」は5月9―13日以来、「SBI・V・全米株式インデックス・ファンド」は2月28日−3月4日以来のランクイン。「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」は2020年以降で見て初めてのランクインとなった。前週は日米株式のほか、世界の株式市場の動向を示す「MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(配当込、米ドルベース)」も反発した。

 一方、前々週トップ10内に入っていたファンドのうち、「マニュライフ・円ハイブリッド債券インカム・ファンド(年1回決算型)」「J−REIT・リサーチ・オープン(毎月決算型)」「ダイワ J−REITオープン(毎月分配型)」「キャピタル・インベストメント・カンパニー・オブ・アメリカ ICA」「ファンドスミス・グローバル・エクイティ・ファンド」「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Bコース(為替ヘッジなし)」がトップ10圏外となった。
提供:モーニングスター社
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