新設ファンドの「JPM 世界鉄道関連株投信」が純資産増加額1位に=10年1月の純資産増加額

 モーニングスターが評価対象とする追加型株式投信2882本について、10年1月(1月5日から2月5日まで)の1カ月間の純資産総額の増減をランキングした。
 この間、増加額で1位となったのは「JPM 世界鉄道関連株投信」<2010012601>で、1月26日設定の新規設定ファンドが1位となった。純資産増加額は1329億8100万円(先月純資産額はなし)。純資産増加額の上位10ファンド中、4ファンドがこの間に新規設定されたファンドとなるなど、新規設定ファンドの人気が復活した形となった。2位も2月5日に新規設定されたファンドの「野村 ブラジル・インフラ関連投信」で796億1800万円(同)となった。一方、3位には1月18日に新規の買い付け申し込みを一時停止したものの、「野村エマージング債券投信(レアル)毎月」<2009111708>が入るなど人気を保った。
 純資産が増えたファンドの本数は、2882本中450本と09年12月(2425本)から大きく減少した。オバマ大統領が金融機関に対する規制強化案について言及したことなどを契機として、外国為替市場で円高が進行。下旬には、ギリシャの財政悪化問題などを受け、ドル買いの基調が強まったことが影響した。純資産増額が減少したファンドは2302本に増加した(09年12月は396本)。
 純資産総額が減少したファンドでは、「グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)」<1997121801>、「ピクテ・グローバル・インカム株式(毎月分配)」<2005022803>が上位となった。
提供:モーニングスター社
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