3月前半の新設ファンドは11本と少なめ

 モーニングスターがまとめた3月前半(3月1日から3月15日まで、2月26日時点)の新規設定の追加型株式ファンド(SMA専用含む)は11本。2月後半の新設ファンドが42本と盛り上がったものの、一転大きく減少することになった。ただ、09年3月前半は限定追加型を除けば1本と、マーケットの低迷もあり本数が少なかったことなど、季節的に設定本数が少なくなっている可能性もあろう。
 2010年年初は、1月に「JPM 世界鉄道関連株投信」<2010012601>の当初設定金額が1139億円超、「野村 ブラジル・インフラ関連株投信」<2010020501>が796億円超、「ブラデスコブラジル株式オープン」<2010020901>が361億円超の金額を集め、2月に入っても「ダイワ・ニッポン応援F―京都の志士達―」<2010021903>が345億円超、「野村 新エマージング債券投信(レアル)毎月」<2010022404>が724億円超となるなど新規設定ファンドが人気となった。
 一方、3月前半は本数自体は減少したものの、野村証券が販社で、中国、インド、インドネシア3国の株式が主要投資対象となる「アムンディ・チャインドネシア株投信」、大和証券が販社でブラジル、インド、中国、南アフリカの不動産関連株式を投資対象とする「モルガン・スタンレー新興4カ国不動産関連ファンド」と、大手販社では特徴ある新規設定ファンドの販売を行っており、ファンド販売の手を緩めていない。また、既存ファンドの「通貨選択型」シリーズでも新たなヘッジ対象通貨としてロシアルーブルを加えた「ドイチェ・グローバルREIT(ルーブル)(毎月)」が設定される点は注目される。
提供:モーニングスター社
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