北米REITに投資するファンドが上位に――3月15日までの過去1カ月間のトータルリターンランク

 モーニングスターがまとめた3月15日までの過去1カ月間(2月15日から3月15日まで)のトータルリターン(2953ファンド、含むETF)では、「楽天 日本株トリプル・ブル」<2009061903>が21.13%のプラスで1位となった。2位は、「野村 北米REIT投信(南アフリカランドコース)年2回決算型」<2009102108>で18.72%のプラスとなった。日本株の上昇を反映し、日本株ブル型のファンドが上昇したほか、北米REIT(不動産投資信託)を中心に投資するファンドが上位となった。2月に米REIT大手のサイモン・プロパティー・グループが同業のゼネラル・グロース・プロパティーズに対し買収提案したことなどから、上昇基調を保った。また、ロシアなど東欧の株式を中心に投資するファンドの上昇も目立った。この間、2875本のファンドが上昇し、77本のファンドが下落した。
 下落が目立ったファンドの種類では、ベア型、もしくはショート型のファンドが多かった。
提供:モーニングスター社
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