「国際株式・エマージング」「国際株式・アジア・オセアニア」が上位に―3月の投信市場

 モーニングスターがまとめた3月の投信市場における類似ファンド分類ごとの1カ月リターン平均では、「国際株式・エマージング」(82本)の平均が13.94%で上位となった。新興国の中でもトルコやロシア・東欧に投資するファンドの上昇が目立ったものの、09年は好調だったブラジル株に投資するファンドは他ファンドに劣後した。このほか、「国際株式・アジア・オセアニア(為替ヘッジなし)」(59本)の平均が12.92%で続いた。こちらはインド株に投資するファンドの上昇が目立った。一方、主要な類似ファンド分類の中でマイナスとなったのは「国内債券」(51本)のマイナス0.13%。特に海外株式の上昇を受け、ファンドのパフォーマンスも全般的に堅調となった。

 3月の新設ファンドでは、「アムンディ・チャインドネシア株投信」<2010031201>の当初募集金額が491億円超で1位となった。同ファンドは中国、インド、インドネシアの3カ国の株式に注目した投資を行う。このほか、アジアのインフラ関連株に投資する「アジアインフラ関連株オープン」<2010033102>の当初募集金額が181億円超となったが、2月との比較ではやや新設ファンドの当初設定額は伸び悩んだ。
提供:モーニングスター社
Feature & Column 特集&コラム
  • 特集&コラム読み込み中です
このページのTOPへ
この情報は、ウエルスアドバイザー株式会社が信頼できると判断したデータにより作成しましたが、その正確性、安全性等について保証するものではありません。
また、このページは、投資判断の参考としての情報提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としてはいません。
このページで提供している情報、記事、画像、図表などの転用、販売、再配信は固く禁じます。

当サイトに表示されている広告の一部はヤフー株式会社に配信を委託しています。ヤフー株式会社から配信される広告が表示されるページを訪問した際には、ヤフー株式会社も同社のcookies情報を取得いたします。そこで収集されるcookies情報については当社に提供・開示されることはなく、ヤフー株式会社が定めるプライバシーの考え方にしたがって管理されます。くわしくはこちらをご覧ください。また、ヤフー株式会社から配信される行動ターゲティング広告についてはこちらをご覧下さい。