野村AMが「野村クラウドコンピューティング&スマートグリッド関連株投信」を4月16日に設定(1)

 野村アセットマネジメントは4月16日、投資家の注目が集まっている世界の「クラウドコンピューティング」関連企業の株式と「スマートグリッド」関連企業の株式に投資する「野村クラウドコンピューティング&スマートグリッド関連株投信Aコース(為替ヘッジあり)/Bコース(為替ヘッジなし)」(追加型投信/内外/株式)の設定・運用を開始する。総合金融グループのアリアンツSE傘下で株式に特化した運用会社であるRCMグループの運用調査体制を活用するファンドとなる。販売会社は野村証券。当初募集期間は4月15日まで。また、為替ヘッジを行う「Aコース」、為替ヘッジを行わない「Bコース」、同時に設定する「マネープールファンド」の各ファンド間でスイッチングが可能な仕組みとなっている。

 「野村クラウドコンピューティング&スマートグリッド関連株投信」が注目する「クラウドコンピューティング」は、ハードウエア・ソフトウエア機能に加えて、アプリケーション機能などをインターネット経由で提供するサービスの形態を指す。「『クラウドコンピューティング関連』と『スマートグリッド関連』はともにITサービスを大きく変える可能性のある次世代のテーマ」(アドバイザリー運用部)という。世界のインターネット環境や通信速度の速いブロードバンド回線の拡大などから「クラウドコンピューティング」関連企業の成長が予想されている。オバマ米大統領のマニフェストで「技術・イノベーション戦略」が主要戦略の一つと位置づけられ、クラウドコンピューティング市場は15年には約1600億米ドルと約4倍(09年比)に拡大することが予想されている。

 情報技術を活用し、電力情報の双方向化や電源の分散化などに寄与する電力インフラの拡充を指す「スマートグリッド」関連では、米国を中心に電力網の近代化が提言されており、10年から30年までの累計投資額の総額が約1兆2500億ドルに達するとされる。同ファンドでは、通信制御機器を提供する企業や送電網関連機器や電力貯蔵装置などを製造する企業なども投資対象としている。
提供:モーニングスター社
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