9月の外国籍投信は前年同月比22%減の6.4兆円

 日本証券業協会はこのほど、9月末現在の外国籍投信の残高状況をまとめた。総額は6兆4001億円(前年同月比22.4%減)と大幅に減少し、対前月比でも10.5%減の急減となった。9月はリーマン・ブラザースの破綻に伴う金融市場の混乱や、円高も重なり、運用資産の落ち込みとなった。中でも株式型は1兆4864億円(前年同月比39.4%減)と落ち込みが激しく、債券型でも3兆7778億円(同20.4%)と落ち込んだ。
 株式型の商品分類別では地域別型―アジア・オセアニア地域型が1820億円(前年同月比50.5%減)と半減。グローバル型―バランス型が7263億円(前年同月比46.6%減)、グローバル型―通常型が774億円(同44.0%減)、地域別型―欧州・アフリカ地域型が693億円(同41.4%減)と軒並み40%を超す大幅な減少を示した。
 9月に新たに運用を開始したファンドでは、株式型(米ドル建て)が1本(国内残高12.4億円)、債券型(その他)が計3本(同175.52億円)、その他(米ドル建て4本、円建て1本、その他2本)の計7本(同計1280.52億円)。合計では11本で1468.44億円となった。


提供:モーニングスター社
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