シティバンク銀行は６月２８日から、外国籍投信の「シティ・カントリー・セレクター　外貨建てシリーズ（米ドル建て）」（ケイマン籍契約型公募外国株式投資信託＜追加型＞）の販売を開始する。当初募集期間は７月１４日まで。設定日は７月１６日。

　「シティ・カントリー・セレクター　外貨建てシリーズ（米ドル建て）」は、シティバンク銀行で販売している国内籍のファンド「シティ・カントリー・セレクター」と同じく、シティの投資テクノロジーを結集した投資ストラテジーである「シティ・カントリー・セレクター・ストラテジー」を用いるが、米ドル建てとなっていることが特徴となる（「シティ・カントリー・セレクター」は円建て）。
　「シティ・カントリー・セレクター・ストラテジー」は、世界２５カ国（２０１０年６月１１日時点）の中から、より高いパフォーマンスの期待できる６カ国の株式市場に選択・集中投資する戦略。具体的には、２５カ国の株式市場の月次パフォーマンスや投資対象市場のマクロ経済、株価などの１７指標の相関性を分析し、さらにパフォーマンス予測に適した指標を選択。指標の状況などから予想リターンを推計して、投資対象の６カ国を選別する（国別の投資においては、株式市場を代表する株価インデックスに連動した投資成果を目指す）。
　「シティ・カントリー・セレクター・ストラテジー」は計量的運用プロセスを進化させたストラテジーであり、シティグループ関連会社を通じて北米の富裕層個人投資家のＥＴＦ（上場投資信託）の売買に利用されているという。
提供：モーニングスター社