ブラジル、インドネシア株に投資するファンドが上位に―6月22日まで1カ月間のトータルリターン

 モーニングスターがまとめた6月22日までの1カ月間(5月24日から6月22日まで)のトータルリターンでは、ブラジル株式に投資するブル型のファンドの「エマージング・Wブル・ベア(伯・Wブル(なし))」<2010040201>が22.67%の上昇で1位となった。この間、世界的に株式が上昇したことに加え、IMF(国際通貨基金)が2010年の世界経済の成長率見通しを引き上げ、ブラジルの2010年の成長率が最大7%になるとの予想を発表。6月8−9日のブラジルの金融政策委員会では政策金利が0.75%引き上げられた。このほか、2位には「アムンディ・インドネシアファンド」<2010042807>がプラス20.58%で続いた。ムーディーズがインドネシアの格付け見通しを「ポジティブ」に引き上げたことなどが影響した。
 一方、ベア型やショート型のファンドでは下落が目立った。
提供:モーニングスター社
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