三井住友AMが10月の中国貿易統計でレポート

 三井住友アセットマネジメントは13日、「中国の貿易統計(10月)〜輸出の先行きに懸念〜」との表題のレポートを発表した。
同レポートでは、中国の10月貿易収支は352.4億ドルの黒字と3ヶ月連続で過去最高額を更新したが、黒字幅の拡大は輸出額の伸びの鈍化以上に輸入額が鈍化したことが要因と指摘。
一方、実体経済には不動産価格の下落や輸出の伸び鈍化などの懸念要素もみられ、金融政策・財政政策の本格的な効果が表われてくるのは2009年後半以降とみている。中国本土および香港の株式市場は当面、国内の景気対策の効果と世界の株式市場・景気動向を睨みながらの不安定な展開と予想している。
輸入の伸び率鈍化は内需の減速、資源価格の低下、部品などの輸入落ち込みによると見られるが、加工貿易の拠点である中国が原材料・部品などの輸入を抑制しているため、今後、輸出にも海外経済の弱含みの影響が及んでくると想定している。


提供:モーニングスター社
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