「国際株式・エマージング」に属するファンドが上位に――7月のトータルリターンランク

 モーニングスターはこのほど、追加型ファンドを対象に7月のトータルリターンをランキングした。
 7月はNYダウが前月末比7.08%高となるなど、世界的に株価指数が上昇。特に、上海総合指数が同9.97%高となるなど新興国株式の上昇が目立つ形となった。
 7月末の過去1カ月間のトータルリターンのランキングでは、「グローバル・アンブレラUBSフード(豪ドル連動型)」<2008032501>が1位で18.59%の上昇となった。コーンや小麦などソフトコモディティーの価格が上昇傾向を示すなか、為替面でも豪ドル高・円安となったことがパフォーマンスに寄与した。このほか、トルコや東欧・ロシアの株式に投資するファンドが上昇したほか、欧州株式やアジア株式に投資するファンドも上昇した。
 一方、下落が目立ったのは、ベア型のファンドのほか、金鉱株や金先物、原油先物に投資するファンド、ベトナム株式に投資するファンドとなった。
提供:モーニングスター社
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