国際投信が「グローバル高金利通貨オープン(毎月決算型)」の投資対象通貨を変更
国際投信投資顧問は9日、「グローバル高金利通貨オープン(毎月決算型)」(追加型株式投信/バランス型)<2008013105>の投資対象通貨を変更したと発表した。マザーファンドの1つである、「新興国高金利通貨オープン マザーファンド」で、トルコ・リラ建て国債をすべて売却し、新たにハンガリー・フォリント建て国債を組み入れた。投資対象通貨は足元、豪ドル、ノルウェー・クローネ、英ポンド、ユーロ(ギリシャ)、デンマーク・クローネ、メキシコ・ペソ、エジプト・ポンド、南ア・ランド、ブラジル・レアル、ハンガリー・フォリントの組み合わせになる。
ハンガリーについて、10月に外国銀行からの借り入れ依存度が他の新興国より高いことなどを背景に、世界的な金融市場の混乱による悪影響を受け易いとの判断から投資対象から除外したという。その後、IMF(国際通貨基金)、EU(欧州連合)、世界銀行による約253億ドルの支援発表を受けて、金融市場の混乱を乗り越えるのに十分な外貨準備を得たと判断したという。
一方、除外したトルコに関しては、経常赤字国であり、短期的な外貨建て債務に対して外貨準備が十分でないことから、流動性が縮小する環境下において不安定な動きが予想されるとしている。
提供:モーニングスター社
ハンガリーについて、10月に外国銀行からの借り入れ依存度が他の新興国より高いことなどを背景に、世界的な金融市場の混乱による悪影響を受け易いとの判断から投資対象から除外したという。その後、IMF(国際通貨基金)、EU(欧州連合)、世界銀行による約253億ドルの支援発表を受けて、金融市場の混乱を乗り越えるのに十分な外貨準備を得たと判断したという。
一方、除外したトルコに関しては、経常赤字国であり、短期的な外貨建て債務に対して外貨準備が十分でないことから、流動性が縮小する環境下において不安定な動きが予想されるとしている。
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