「株式ベア型」や為替ヘッジありのタイプが上位に―8月の投信市場

 モーニングスターはこのほど、8月の投信市場の概況をまとめた。
 8月末までの類似ファンド分類ごとの過去1カ月間のトータルリターンの平均をみると、「株式ベア型」(4本)の上昇率が13.45%で1位となった。このほか、「国際株式・アジア・オセアニア(為替ヘッジあり)」「国際債券・エマージング(為替ヘッジあり)」「国際債券・グローバル(為替ヘッジあり)」といった、海外資産に投資すると同時に為替ヘッジを行う類似ファンド分類に属するファンドの上昇が目立った。
 また、「国内債券」も0.52%の上昇となった。一方、国内の中小型株を中心に投資するファンドの下落が目立ったほか、「国際株式・欧州(為替ヘッジなし)」(9本)が6.81%の下落となった。「国際株式・北米(為替ヘッジなし)」(13本)も6.06%の下落となった。

 8月に新規設定されたファンドでは、限定追加型ファンドの「ダイワ 人民元フォーカスF(限定追加型)」<2010083103>が113億円超の当初設定額となった。追加型では、「米国ハイブリッド優先証券ファンドAコース」<2010080901>が75億円超を集めたものの、当初募集金額は8月に進んだ円高などが嫌気され、総じて低調となった。
提供:モーニングスター社
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