「野村 G・ハイ・イールド債券(資源国通貨)毎月」が首位キープ―8月の純資産増加額ランク

 モーニングスターはこのほど、8月の1カ月間での追加型ファンドの純資産増加額をまとめた。
 純資産増加額で1位は、7月に続いて「野村 G・ハイ・イールド債券(資源国通貨)毎月」<2010042302>となり、純資産増加額は1265億円超となった。8月末時点での純資産額は5519億4200万円となった。2位は659億円超の純資産増で「アシュモア新興国財産3分法F毎月(レアル)」<2010022601>となった。「通貨選択型」ファンドでブラジル・レアルで為替プレミアムを狙うタイプのファンド、もしくは豪ドル、ブラジルの債券に投資するファンドの人気がこれまでと同様に高い。
 一方で、9位には262億円超の純資産増加で「新光 US−REITオープン」<2004093002>が入った。同ファンドは8月5日に、8月(第68期)の収益分配金をこれまでの60円(1万口当たり、課税前)から90円(同)に引き上げており、分配金狙いの資金が流入した可能性もある。

 一方、純資産総額が減少したファンドで1位となったのは、「グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)」<1997121801>。2位は「ピクテ・グローバル・インカム株式(毎月分配)」<2005022803>となった。また、「HSBC ブラジルオープン」<2006033106>もこれまでと比べて比較的純資産の減少が目立った。
提供:モーニングスター社
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