金融危機の影響からファンドの募集停止が相次ぐ

 金融危機によるマーケットの低迷から、新規に設定を予定していたファンドの募集停止が相次いでいる。直近では野村アセットマネジメントが18日に設定を予定していた単位型ファンドの「野村ブラジル株0812(野村リターン・リバーサル・シリーズ)」が募集開始の直前に停止となった。
 9月15日の米リーマン・ブラザース証券の破たん前後から投信販売が落ち込んでおり、今年16日に設定予定だった新光投信のファンドが募集停止となった。9月は4社の4ファンド5本、10月は2社の2ファンド3本、11月は3社の3ファンド4本、12月は現時点で1社の1ファンドが募集停止(追加型、単位型)となった。国内公募投信の設定額は08年1月以降10月まで前年割れが続き、10月は361億円と前年同月比84.0%減と最低水準に落ち込んだ。11月も同88%台の減少となったもようで、販売の低迷が続いている。


提供:モーニングスター社
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