ニッセイAMが「エクアドル国債の債務不履行と保有状況について」レポート

 ニッセイアセットマネジメントは15日、「エクアドル国債の債務不履行(デフォルト)と保有状況について」の臨時レポートを発表した。エクアドルは11月15日に予定されていた利払いを行わず、今月15日に猶予期限が切れる発行額5.1億ドル相当の米ドル建てグローバル債(2012年償還)について、3060万ドルの利払いを行わない意向(債務不履行)を示した。
エクアドルは原油価格の急落による石油収入の落ち込みが響き、2015年と2030年償還の米ドル建てグローバル債についても債務不履行する方針で、総額では約38億ドルとなる。同国のコレア大統領は過去の国債が大統領の承認なしに発行された「違法な契約」と主張、近日中に債務再編計画を提示する考えを表明しているという。
ニッセイAMでは「パトナム・グローバル・エマージング債券マザーファンド」において、同国国債のうち12年償還と15年償還の2銘柄を保有しており、運用担当のパトナム社が債務再編計画の内容を検討したうえで、今後の方針を決定する意向。
なお、2銘柄のベビーファンドにおける実質保有比率は以下のとおり。
「ニッセイ/パトナム・グローバル・エマージング債券ファンド」(追加型株式投信/バランス型)<2006053103>:保有比率1.3%
「ニッセイ/パトナム・世界債券ファンド」(追加型株式投信/バランス型)<2007061502>:0.2%


提供:モーニングスター社
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