野村AMの「野村新世界高金利通貨投信(毎月分配型)」がイスラエル・シェケルからメキシコ・ペソに入れ替え

 野村アセットマネジメントは13日、同社ファンドの「野村世界高金利通貨投信(毎月分配型)」(追加型株式投信/ファンド・オブ・ファンズ)<2007112701>の定期的な投資対象通貨の見直し方針に基づき、投資対象通貨からイスラエル・シェケルを外し、新たにメキシコ・ペソを選定したと発表した。変更後の投資対象の10通貨は、メキシコ・ペソ、NZドル、豪ドル、ノルウェー・クローネ、中国・人民元、チリ・ペソ、トルコ・リラ、ブラジル・レアル、南ア・ランド、ロシア・ルーブル。
 メキシコ・ペソに関しては、世界的に金利が急低下するなかで、メキシコの政策金利は8.25%と相対的に高い水準にあり、メキシコ・ペソの為替水準は昨年秋にかけての大幅下落で割安感が増したとの見方から、ペソの先行きについてポジティブにみているという。一方、イスラエル・シェケルに関しては、世界的な金融危機の中でもシェケルは比較的堅調に推移したと分析。08年12月27日にイスラエルによるパレスチナ・ガザへの爆撃が開始されたが、為替レートへの大きな動きはみられなかったという。ただ、イスラエル中央銀行は積極的な利下げ攻勢に転じており、同中銀は08年10月以降、計2.5%の利下げを行い、政策金利は1.75%まで低下。加えて、政治的リスクの高まりから一段の利下げの可能性を示唆していることから、シェケルに対する見通しを従来よりも悲観的にみているという。


提供:モーニングスター社
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