トルコ中銀が15日に2%の利下げ実施、大和住銀とJPモルガンAMがレポート

 大和住銀投信投資顧問とJPモルガン・アセット・マネジメントが、大幅な利下げを行ったトルコに関して相次いで臨時レポートを発表した。トルコ中央銀行は、世界的な信用市場と経済の問題が長期化するとの見方から、1月15日に2%の利下げを実施、政策金利を15%から13%に引き下げている。
 大和住銀では、トルコ経済は他国同様に急激な景気減速局面にあるとして、トルコ・リラは「しばらく値動きの荒い展開が続く」と予想、同国の政治的な混乱の可能性についても言及した。しかし、経常赤字の急速な減少などもあり、「世界的に金融市場が落ち着けば、同通貨に見直し買いが入る」としている。
 JPモルガンAMでは、今後も同国のインフレ率が低下すると考えられるため、更なる利下げの可能性があると指摘。ただし、「経常収支が改善される可能性が高く、これがトルコ・リラの下支えとなる」と分析、大和住銀と同様の見方を示している。


提供:モーニングスター社
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