2008年の投信、国際株式型は純資産総額63%減に
投資信託協会は19日、2008年の投信信託の概況を発表した。投信全体の純資産総額は前年比37兆8074億円減少(同31.6%減)の81兆7684億円。純資産総額は2007年末に119兆5759億円と過去最高を記録したが、2008年は金融危機の混乱の影響を大きく受けた。株式投信は純資金こそ2兆3627億円の流入だったが、運用増減は過去最高の28兆3038億円減となり、純資産総額は前年比25兆9412億円減(同39%減)の40兆8433億円となった。
株式投信の分類別では国際株式型がもっとも影響が大きく、純資金は8168億円の流出、運用増減が5兆4005億円の減少となり、純資産増額は前年比63%減の3兆6085億円となった。他の株式投信における純資産総額の増減は、国内株式型が45%減、バランス型は21%減、ファンド・オブ・ファンズが48%減、ETFが34%減。一方、公募投信のファンド数は2008年末時点で3333本と、2007年末の2997本から大きく増加した。
提供:モーニングスター社
株式投信の分類別では国際株式型がもっとも影響が大きく、純資金は8168億円の流出、運用増減が5兆4005億円の減少となり、純資産増額は前年比63%減の3兆6085億円となった。他の株式投信における純資産総額の増減は、国内株式型が45%減、バランス型は21%減、ファンド・オブ・ファンズが48%減、ETFが34%減。一方、公募投信のファンド数は2008年末時点で3333本と、2007年末の2997本から大きく増加した。
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