ゴールドマン・サックスAMが米国リート市場の見通しをまとめる

 ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントは26日付で米国REIT(=リート、上場不動産投信)市場の投資環境についてレポートを発表した。
 リート市場の急落の要因として、08年10月以降の信用収縮の深刻化に伴う資金調達環境の悪化を挙げる一方、平均的な米国リートの財務基盤は強固との見方を示した。負債比率(LTV)は平均40%程度で、今後18カ月以内に借り換えが必要な負債は現状その1割にも至っていないという。多くのリートは現在の困難な環境下でも、強固な財務を基盤にして健全に運営されていると指摘。ただ、「信用収縮による極度に悪化した資金調達環境」が改善され、安定化することが、米国リート市場の本格的な回復の必要条件になるとみている。このため、現在の資金調達環境が想定以上に長く続くことが最大のリスク要因になると判断している。

提供:モーニングスター社
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