インド株が上位、東日本大震災受け日本株は大幅マイナス――3月の「類似ファンド分類」月間リターンランク

 モーニングスターはこのほど、2011年3月末までの類似ファンド分類ごとの過去1カ月間のトータルリターン平均をまとめた。

 主要な類似ファンド分類では、「国際株式・インド(為替ヘッジなし)」の過去1カ月間のトータルリターンの平均が11.09%の上昇となりトップとなり、3位は「国際株式・エマージング・単一国(為替ヘッジなし)」となった。東日本大震災発生を受け、日本を中心に先進国の株式が一時下げ幅を拡大する一方で、比較的影響が小さいと考えられた新興国株式の上昇が目立った。インドは3月に政策金利を引き上げるなどインフレ懸念が残る一方で、月後半には世界的な景気回復期待の高まりから株価が大きく上昇した。他方、東日本大震災の影響を受け、「国内大型バリュー」が7.78%の下落、「国内大型ブレンド」が7.13%の下落となるなど、国内株式、国内REITに投資するファンドは大きく下落した。

 主要な類似ファンド分類のなかでは、「国際債券・エマージング・複数国(為替ヘッジなし)」が4.15%の上昇、「国際株式・エマージング・複数国(為替ヘッジなし)」は6.81%の上昇となった。「国際株式・グローバル・含む日本(為替ヘッジなし)」は2.64%上昇した。「国際債券・ハイイールド債(為替ヘッジなし)」は3.26%上昇したほか、「国際債券・グローバル・除く日本(為替ヘッジなし)」は3.10%となるなど、国内株式型以外はおおむね上昇している。
提供:モーニングスター社
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