韓国株、インド株に投資するファンドが上位に――3月のトータルリターンランク

 モーニングスターはこのほど、2011年3月末までの過去1カ月間のトータルリターンをランキングした。東日本大震災を受けて国内株式型のファンドが大きくマイナスとなるなか、新興国株式に投資する株式ブル型の「エマージング・Wブル・ベア(インド・Wブル)」<2009100201>が17.6%上昇し、トップとなった。また、「(オーロラF) 韓国投資F」<1997061601>が14.06%の上昇、「ダイワ/ミレーアセット韓国株式ファンド」<2010102601>が13.85%の上昇となり、「PCA インド消費関連ファンド」<2008053003>が13.18%の上昇となるなど、インド、韓国株式に投資するファンドの上昇が目立った。

 一方、過去3カ月間のトータルリターンをみると、「野村PIMCO・米国ハイ・イールド(NZドル)年2回」<2009090909>が17.62%の上昇で1位となった。「UBS 地球温暖化対応関連株ファンド」<200708310A>が16.97%の上昇となるなど、地球温暖化関連の株式に投資するファンドやロシア株、資源関連に注目するファンドの上昇が目立った。また、日本の新興市場株式に投資する「DIAM 新興市場日本株ファンド」<2007112902>が16.49%の上昇となっている。下落が目立ったファンドは、インドのインフラ関連の株式に投資するファンドや、中東関連の株式に投資するファンドとなった。

 過去1年間のトータルリターンでは、「グローバル・アンブレラUBS フード(豪ドル)」<2008032501>が50.21%の上昇でトップ。「コモディティ・セレクション(食糧)」<2007122702>が35.43%の上昇となったほか、金先物に投資するファンド、資源関連のファンド、内外REITに投資するファンドも上昇した。一方、下落が目立ったファンドは、ベトナムなど東南アジアの株式に投資するファンド、インドのインフラ関連に投資するファンド、中国A株ファンドとなった。
提供:モーニングスター社
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