韓国株が上位、リターンの変動幅は縮まる――4月の「カテゴリー」月間リターンランク

 モーニングスターはこのほど、2011年4月末までのカテゴリーごとの過去1カ月間のトータルリターン平均をまとめた。

 主要なカテゴリーでは、「国際株式・エマージング・単一国(為替ヘッジなし)」の過去1カ月間のトータルリターンの平均が5.25%の上昇となり、トップとなった。2位は「国際株式・欧州(為替ヘッジなし)」4.82%の上昇となった。

 3月は東日本大震災発生の影響から各カテゴリー間のトータルリターン平均は11%台の上昇から7%台の下落のレンジで大差がみられたが、4月は金融市場は落ち着きを取り戻し、同5%台の上昇から3%台の下落の変動幅に縮まった。首位の「国際株式・エマージング・単一国(為替ヘッジなし)」の内訳をみると、韓国株式を主体に投資するファンドの上昇が目立ち「ダイワ/ミレーアセット韓国株式ファンド」<2010102601>、「アムンディ・韓流ファンド」<2005083104>がカテゴリーのトータルリターン平均に対してそれぞれ2.99%、2.56%上回っており、韓国の総合株価指数(前月末比4.07%)の上昇につれた動きとなった。

 このほか、主要なカテゴリーのなかでは、「国際債券・オセアニア(為替ヘッジなし)」が4.46%の上昇、「国際REIT・特定地域(為替ヘッジなし)」は4.39%の上昇となった。また、「コモディティ」が4.12%の上昇となるなど、主要投資対象が海外資産のファンドの好調ぶりが目立つ。一方、国内株式型はいずれのカテゴリーでもマイナスのトータルリターンとなり、国際株式と国内株式が混在する「株式ベア型」の2.84%の下落が目立ったものの、前月から下落率は大幅に縮まった。
提供:モーニングスター社
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