2012年1月の純資産増加額は「短期豪ドル債オープン(毎月分配型)」が首位
モーニングスターはこのほど、2012年1月の国内追加型株式投信の純資産増加額月間ランキングをまとめた(期間中の新設ファンドは除く)。
1月は、米国で市場予想を上回る経済指標の発表が相次ぐなどポジティブな材料もみられた。同月のNYダウ工業株30種平均は前月末比で3.40%上昇するなど、世界全体で株式が上昇基調となった。こうしたなか、ファンド分類の純資産増加額をみていくと、「国際REIT・北米(為替ヘッジなし)」「国際債券・ハイイールド債(為替ヘッジなし)」「国際債券・エマージング・複数国(為替ヘッジなし)」「国際債券・エマージング・単一国(為替ヘッジなし)」などが上位に並ぶ。米国経済の回復が確認され始め、ハイイールド債券、エマージング債券といった比較的リスク性の高い資産の純資産増が目立った。
一方、個別のファンドをみていくと、豪ドル建ての高格付け債券等に投資する「短期豪ドル債オープン(毎月分配型)」<2003041801>が495億円増加し、第1位となった。次いで第2位は「ピクテ 新興国インカム株式(毎月決算型)」<2008013106>で415億円の増加。第3位、第4位には「ダイワ 米国リート・ファンド(毎月分配型)」<2004052001>、「ダイワ・US−REIT(毎月決算)B為替ヘッジなし」<2004072102>が入り、それぞれ374億円、333億円の増加だった。第5位の「野村 米国ハイ・イールド債券(豪ドル)毎月」<2009012804>が293億円増加するなど、幅広い分類のファンドが上位に入った。北米リートに投資するファンドが上位を独占する前月の状況からは一変した。
一方、純資産額の減少額上位では、「グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)」<1997121801>が699億円のマイナスとなり、前月に引き続き首位。次いで、「ダイワ・グローバル債券ファンド(毎月)」<2003102301>が322億円の減少、「ピクテ・グローバル・インカム株式(毎月分配)」<2005022803>が309億円の減少などと続く。
提供:モーニングスター社
1月は、米国で市場予想を上回る経済指標の発表が相次ぐなどポジティブな材料もみられた。同月のNYダウ工業株30種平均は前月末比で3.40%上昇するなど、世界全体で株式が上昇基調となった。こうしたなか、ファンド分類の純資産増加額をみていくと、「国際REIT・北米(為替ヘッジなし)」「国際債券・ハイイールド債(為替ヘッジなし)」「国際債券・エマージング・複数国(為替ヘッジなし)」「国際債券・エマージング・単一国(為替ヘッジなし)」などが上位に並ぶ。米国経済の回復が確認され始め、ハイイールド債券、エマージング債券といった比較的リスク性の高い資産の純資産増が目立った。
一方、個別のファンドをみていくと、豪ドル建ての高格付け債券等に投資する「短期豪ドル債オープン(毎月分配型)」<2003041801>が495億円増加し、第1位となった。次いで第2位は「ピクテ 新興国インカム株式(毎月決算型)」<2008013106>で415億円の増加。第3位、第4位には「ダイワ 米国リート・ファンド(毎月分配型)」<2004052001>、「ダイワ・US−REIT(毎月決算)B為替ヘッジなし」<2004072102>が入り、それぞれ374億円、333億円の増加だった。第5位の「野村 米国ハイ・イールド債券(豪ドル)毎月」<2009012804>が293億円増加するなど、幅広い分類のファンドが上位に入った。北米リートに投資するファンドが上位を独占する前月の状況からは一変した。
一方、純資産額の減少額上位では、「グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)」<1997121801>が699億円のマイナスとなり、前月に引き続き首位。次いで、「ダイワ・グローバル債券ファンド(毎月)」<2003102301>が322億円の減少、「ピクテ・グローバル・インカム株式(毎月分配)」<2005022803>が309億円の減少などと続く。
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