「ダイワ 米国リート・ファンド(毎月分配型)」が純流入第1位に=1月の月間資金純流出入
モーニングスターはこのほど、1月の1カ月間でのファンドへの資金の純流入状況をまとめた(1月の新規設定ファンド、ブル・ベアファンドを除く)。第1位となったのは「ダイワ 米国リート・ファンド(毎月分配型)」<2004052001>で純流入額は351億円、第2位は「ピクテ 新興国インカム株式(毎月決算型)」<2008013106>の340億円、第3位は「短期豪ドル債オープン(毎月分配型)」<2003041801>の339億円だった。第4位の「ダイワ・US―REIT(毎月決算)B為替ヘッジなし」<2004072102>が316億円、第5位の「野村 米国ハイ・イールド債券(豪ドル)毎月」<2009012804>が217億円となった。
1月は日米をはじめとする世界の主要株価指数が上昇したこともあり、国際REIT型や国際株式型などの比較的リスクが高めのファンドが上位に入った。一方、高金利通貨で月間の為替も円に対して高値で推移した豪ドルが選好される形で、豪ドル建ての債券に投資するファンドや主要投資対象をエマージング債券、ハイイールド債券として豪ドルで為替ヘッジする通貨選択型ファンドへの資金流入が目立ったものの、比較的小規模な純資金流入にとどまった。
ちなみに、ランク外とした新規設定ファンドでは、1月26日に設定された「野村 アジアハイ・イールド債券(通貨)毎月」<2012012602>は435億円の純流入だった。
一方、純資金流出の第1位は「グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)」<1997121801>で614億円の純流出、第2位は「ダイワ・グローバル債券ファンド(毎月)」<2003102301>で339億円の純流出となった。前者は1月で40カ月連続の純流出、後者は1月に1万口当たり税引前50円から同35円へ分配金を引き下げたことが嫌気されたものと思われる。
提供:モーニングスター社
1月は日米をはじめとする世界の主要株価指数が上昇したこともあり、国際REIT型や国際株式型などの比較的リスクが高めのファンドが上位に入った。一方、高金利通貨で月間の為替も円に対して高値で推移した豪ドルが選好される形で、豪ドル建ての債券に投資するファンドや主要投資対象をエマージング債券、ハイイールド債券として豪ドルで為替ヘッジする通貨選択型ファンドへの資金流入が目立ったものの、比較的小規模な純資金流入にとどまった。
ちなみに、ランク外とした新規設定ファンドでは、1月26日に設定された「野村 アジアハイ・イールド債券(通貨)毎月」<2012012602>は435億円の純流入だった。
一方、純資金流出の第1位は「グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)」<1997121801>で614億円の純流出、第2位は「ダイワ・グローバル債券ファンド(毎月)」<2003102301>で339億円の純流出となった。前者は1月で40カ月連続の純流出、後者は1月に1万口当たり税引前50円から同35円へ分配金を引き下げたことが嫌気されたものと思われる。
提供:モーニングスター社