「ダイワ・US−REIT(毎月決算)B為替ヘッジなし」が新設ファンドを除いて1位―2月の純資金流入

 モーニングスターはこのほど、国内追加型株式投信の2月の純資金流入状況(投資信託協会公表)をまとめた(DC、SMA、ETF、ブル・ベアファンド、2月の新規設定ファンドは除く)。

 第1位となったのは「ダイワ・US−REIT(毎月決算)B為替ヘッジなし」<2004072102>で純流入額は499億円、第2位は「ダイワ 米国リート・ファンド(毎月分配型)」<2004052001>の401億円、第3位は「ピクテ 新興国インカム株式(毎月決算型)」<2008013106>が286億円だった。以下、第4位の「イーストS・インドネシア株式オープン」<2009113002>が174億円、第5位の「アムンディ・欧州ハイ・イールド債券(レアル)」<2011013102>が149億円となった。

 2月も1月に引き続き、世界的な株高傾向が続き、国際リート、株式、債券を主要投資対象とするファンドが上位を形成した。

 2月の新設ファンドでは、2月17日に設定された「野村 豪ドル債オープン・プレミアム毎月」<2012021701>が1760億円の純流入だったことなど、既存ファンドを上回る資金流入が目立った。

 一方、純資金流出の第1位は「グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)」<1997121801>が584億円の純流出、第2位は「グローバル好配当株オープン」<2005072201>で379億円の純流出となった。前者は1月の614億円から流出額が縮まったものの41カ月連続の純流出、後者は2月の分配金が1月の40円(1万口当たり税引き前)から10円(同)に引き下げられたことが嫌気されたものと思われる。
提供:モーニングスター社
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